戦後の日本は幸運だった? なぜそう言う人がいるのか=中国メディア

戦後の日本は幸運だった? なぜそう言う人がいるのか=中国メディア

中国のポータルサイトに「どうして戦後の日本は、戦争に負けたにもかかわらず幸運だったという人がいるのか」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・百度に9日、「どうして戦後の日本は、戦争に負けたにもかかわらず幸運だったという人がいるのか」とする記事が掲載された。
 
 記事は、1945年に連合国軍が欧州戦線で決定的な勝利を手に入れた後、「ポツダム宣言」によって日本に投降を促したものの日本はこれを拒否し、その後ソ連による対日宣戦、米国による2発の原爆投下によって日本は態度を180度転換して同宣言を受諾し、同8月15日に無条件降伏したと伝えた。
 
 そして、戦争に敗れた日本はそれまで拡張してきた領土を失い、経済や国力は壊滅的な打撃を被り、さらには制裁を受けることになり、国家存亡の危機に立たされたとする一方で「日本の状況は、ドイツにくらべれば十分幸運だった」と指摘。その理由として、米国が一国で日本を占領し、日本への進入を目論んでいたソ連に肘鉄を食らわしたからだとし、「仮にソ連が日本を占領していたら、日本の行く末は非情に悲惨だっただろう」としている。
 
 その上で、遠く離れた場所に本土がある米国が占領することで日本は主権、独立を結果的に維持することができ、経済的にも米国から大々的な支援を獲得することができたと説明。東アジアで社会主義陣営の中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国が誕生したことも米国が資本主義陣営の防波堤として日本を一層重視する大きな要因となり、日米関係の一層の緊密化により日本は経済成長を実現、自らが近代以降培ってきた底力も相まって、68年には米国に次ぐ世界第2の経済大国にまで成長するに至ったと伝えた。

 記事はさらに、1970年代末から80年代に入ると、成長した日本経済にを警戒した米国国内でジャパンバッシングが起こり、さらにはバブルの崩壊を経て日本経済は長い停滞状態に入ったものの「戦争を起こして負けた日本にとってはそれでも、国土を分割されず、主権を剥奪されず、経済的にも無慈悲な圧力を受けずに今なお世界第3の経済大国であり続けていることを考えれば、やはり幸運だったと言える」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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