靖国神社以外にもある、中国人にとって「炎上スポット」な日本の5つの寺社=中国メディア

靖国神社以外にもある、中国人にとって「炎上スポット」な日本の5つの寺社=中国メディア

中国のポータルサイトに、靖国神社以外にも存在する、戦犯を祀った神社を5つ紹介する記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・百度に15日、靖国神社以外にも存在する、戦犯を祀った神社を5つ紹介する記事が掲載された。
 
 記事は「多くの人が、靖国神社に大量の戦犯が祀られていることしか知らない」とした上で、日本に8万あまりある神社の中には戦犯を含む軍人を祀った神社が少なからず存在すると伝え、代表的なものを5つ取り上げている。いわば「中国人がSNSに写真を掲載すれば炎上間違いなしの神社」た。

 まず1つめは、東京の赤坂付近にある乃木神社である。記事は、1932年に建立したこの神社に祀られているのは陸軍大将・乃木希典であり、1894年の日露戦争で旅順を攻略した際「部下の虐殺を黙認して市民2万人を殺害させた」と紹介している。1912年に明治天皇が崩御した際に夫婦で殉死を遂げた乃木は「戦犯」ではないのだが、記事は「中国侵略戦争の戦犯」扱いをしている。
 
 2つめは、高知県長岡郡大豊町にある「巨杉神社」である。この神社には1937年の日中戦争勃発後に北平を攻略し、中国東北部の抗日武装勢力を鎮圧、戦後にフィリピン・マニラで戦犯として絞首刑に処された山下奉文陸軍大将が祀られていると説明した。なお「巨杉神社」は戦後、山下の故郷である大豊町にある日本一の大杉「杉ノ大杉」が生えている八坂神社の宮司が建立したもので、一時期の荒廃を経て現在は「巨杉の杜」と称されている。
 
 3つめは、その名の通り海軍大将・東郷平八郎を祀った東郷神社であり、記事は東京、埼玉、福岡の3か所に東郷神社が存在すると紹介している。東郷も日中戦争前に死去しており、戦後に戦争責任を問われた戦犯ではないが、記事は「日本海軍の伝説的人物であるとともに、日本軍の中国侵略の先鋒的人物。日清戦争、義和団の乱鎮圧に関わり、手を中国人の血で染めた。そして、日露戦争ではロシア艦隊を破って戦勝に大きく貢献、その後の中国侵略を導いた」と評し、乃木同様に「戦犯」扱いをした。

 4つめは、静岡県の興亜観音だ。神社ではなく寺院だが、記事の作者は「小靖国神社」と言われると紹介し、神社として数え上げている。そして、同院には南京事件に関わった陸軍大将・松井石根のほか、東京裁判で死刑を執行されたA級戦犯7人、B・C級戦犯1000人あまりの供養碑があると伝えた。なお、興亜観音は日中戦争の戦地から帰国した松井が戦争で犠牲になった日本人、中国人双方の霊を弔う怨親平等の精神から発願して建立されたものとされている。
 
 そして最後は、明治神宮だ。記事は、日本を侵略戦争と導いた大本の人物として明治天皇を挙げ、明治天皇を昭憲皇太后が祀られている明治神宮も「中国人にとっては大きな恥辱」の場所であるとの認識を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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