中国の電気自動車と日本の水素自動車、最後に笑うのはどっち?=中国メディア

中国の電気自動車と日本の水素自動車、最後に笑うのはどっち?=中国メディア

中国のポータルサイトに「中国の電気自動車と日本の水素燃料電池車、最後に王者になるのはどっちだ」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・騰訊に23日、「中国の電気自動車と日本の水素燃料電池車、最後に王者になるのはどっちだ」とする記事が掲載された。
 
 記事は、ガソリンなどの化石燃料自動車に代わる新しいエネルギーの自動車開発で世界各国が競争を繰り広げている中、中国は電気自動車(EV)を推進しているのに対して、日本は水素燃料電池車(FCV)を選択して開発に取り組んでいると紹介した。

 そして、かつてEV用バッテリー分野で世界を大きくリードしていた日本がEVではなく、リスクの高い水素を利用するFCVを選んだ理由として、EVで用いる電気を生むためには結局石油や石炭による火力発電に依存することになるのに対し、水素は水を始めとするさまざまな物質から獲得することができる点、水素を燃焼した際に生成されるのは水のみであり、環境にやさしい点を挙げている。
 
 また、早い時期から水素燃料電池の研究に取り組んできた日本は関連技術の大部分について特許取得しており、特にFCVでは日本人の天下になっているという状況を説明した。一方で、現状では水素エネルギー分野では水素の製造コスト、貯蔵する際の安全性、そして使用する上での安全性と効率といった部分で未成熟な部分があり、種々の大きな課題を解決していく必要があると指摘した。

 その上で、中国については、FCVに関連する特許を日本に掌握され、水素電池では触媒として高価なプラチナを主に南アフリカから取り寄せなければならないのに対して、中国にはEVに必要なリチウムやレアアース資源が豊富に存在する。そして、日本と異なり石炭による火力発電の依存度が高くないといった理由から、EVの開発に邁進していると伝えた。

 一方で、EVをメインに新エネルギー車開発を進める中国も、水素燃料電池の発展を放棄したわけではなく、2030年までに水素燃料電池車100万台の商業利用を目指していると説明した。

 記事は、中国も日本も自国の国情に最も合う形で新エネルギー車の発展に取り組んでおり、どちらが優れていてどちらが劣っているというものではないとの見方を示し、最終的にどちらが世界の主流になるかについては「現時点で軽々しく結論を下すことはできない」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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