中国ネット民が「日本の軍事力は恐るに足らず」と豪語する理由
2021年09月27日 05時12分サーチナ

中国のネット上では日本の軍事力に対する関心がある人が多いようで、頻繁に話題となっている。中国のQ&Aサイトにこのほど、「2021年の日本の軍事力はどれほどの実力か」と問いかけるスレッドが立てられ、中国人ネットユーザーが議論を交わした。(イメージ写真提供:123RF)
中国のネット上では日本の軍事力に対する関心がある人が多いようで、頻繁に話題となっている。中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「2021年の日本の軍事力はどれほどの実力か」と問いかけるスレッドが立てられ、中国人ネットユーザーが議論を交わした。
軍事力は国内総生産のように単純に数値化することはできないため、国同士の比較も非常に難しいが、米軍事情報サイトのグローバル・ファイヤーパワー(Global Firepower)によるランキングでは、2021年の軍事力ランキングは1位が米国、2位がロシア、3位が中国、4位がインド、そして、5位が日本となっている。
ランキングでは日本の軍事力は中国より下だが、スレッドに寄せられたコメントを見てみると、過去の教訓からか日本の軍事力を軽視してはならないという声も散見されたが、大半のコメントは「もはや日本など恐るに足らず」という内容だった。
たとえば「過去の日中戦争や経済の強さから日本は強いと思っている人もいるが、日本の軍事発展は米国に厳しく抑えられており、世界トップ10にも入れないはず」という意見や「世界的に見れば軍事強国と言えるかもしれないが、高く評価できるのは対潜、対空能力など一部であり、時代遅れの戦闘機も多く、さらに対地攻撃力も乏しい」、「自衛隊は公務員だ。軍人には勝てない」などのコメントがあった。
また、「核兵器を保有していない国」だけで比較すれば、確かに日本の軍事力は世界有数かもしれないが、現実の世界では核兵器の有無が大きな意味を持つという意見もあり、核兵器を保有していない時点で、中国からすれば日本の軍事力など取るに足らないという声が多かった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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