科学技術力は「お金」あってこそ、日米が科学技術強国になった背景=中国

科学技術力は「お金」あってこそ、日米が科学技術強国になった背景=中国

科学技術の発展と資金は切っても切れない関係にある。新しい技術を研究開発するためにはそれなりのコストがかかるからで、この点で米国、日本、イスラエルは資金をうまく活用して科学技術力をつけたと言えるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 科学技術の発展と資金は切っても切れない関係にある。新しい技術を研究開発するためにはそれなりのコストがかかるからで、この点で米国、日本、イスラエルは資金をうまく活用して科学技術力をつけたと言えるようだ。中国メディアの騰訊はこのほど、「日本や米国、イスラエルはいかにして科学技術強国になったのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、米国の場合は「ベンチャーキャピタルとナスダック市場」が果たした役割が大きいと分析した。これに加えて、シリコンバレーバンクと政府による優遇政策という支持があり、スタートアップ企業が成長するうえで大きな助けになったと主張。これにより、実力のある企業のアイデアが資金不足で実現できないという事態を防げたとしている。

 一方、日本の場合は「銀行による融資が秩序だっている」ことが大きな要因だと分析した。大手銀行は大企業に融資し、地方銀行など中小金融機関は中小企業に融資するというように役割が分担しており、これに加えて銀行融資を証券化することでリスクを分散化していると説明した。このほか、商工組合中央金庫や信用保証協会など、中小企業を支援するための金融機構やシステムが整っているので、中小企業が成長できる環境があると伝えた。

 イスラエルの場合は、「政府主導によるベンチャーキャピタル」が特徴で、この過程において「海外資本と民間資本を取り入れる」ことが鍵だと分析した。科学技術の成果の実用化において、「インキュベーターとYozmaプログラム」の果たした役割が大きいと紹介している。

 中国は、科学技術強国となることを目指しており、これらの成功例を参考にしたいと考えているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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