バイオ企業の浙江東方基因生物製品股フェン、新型コロナ検査薬の世界販売で2021年は前年比3倍前後の増益

バイオ企業の浙江東方基因生物製品股フェン、新型コロナ検査薬の世界販売で2021年は前年比3倍前後の増益

上海証券取引所科創板に上場しているバイオ企業、浙江東方基因生物製品股フェン(東方生物、688298/上海)は15日に2021年12月期の業績予測を発表し、前期比3倍前後の増益となる見込みを示した。(イメージ写真提供:123RF)

 上海証券取引所科創板に上場しているバイオ企業、浙江東方基因生物製品股フェン(東方生物、688298/上海)は15日に2021年12月期の業績予測を発表し、前期比3倍前後の増益となる見込みを示した。

 同社によれば、2021年12月期の純利益は47億2000万〜51億2000万元に達し、2020年12月期の16億7700万元から181.45〜205.31%増加する見込み。大幅な増収の要因として同社は、世界的な新型コロナの感染が続く中で新型コロナウイルス抗原急速検査試薬(家庭向けセルフ測定用を含む)が欧州市場で大きく売上を伸ばしたこと挙げている。

 一方で、2021年の同社の業績が主に新型コロナ検査試薬に依存しており、2022年以降に同様の高度成長を継続できるかについては重大な不確定性が存在すると指摘。世界の新型コロナ感染状況や各国の新型コロナ検査試薬採用状況の変化などに注視する必要があるとした。

 同社は2005年設立で、2020年2月に上海科創板に上場した。対外診断製品の研究開発、生産、販売を手がけている。2021年12月30日には、四川省成都市で6億元を投じて新型コロナウイルスを始めとする伝染病検査、麻薬検査、腫瘍マーカーなどに応用されるバイオチップなどの生産拠点を建設するプロジェクトを発表した。2021年1〜9月期の売上高は74億70万元(前年同期比572.38%増)、純利益は39億1926万元(同489.85%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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