化学肥料大手の成都雲図控股、リチウム電池用リン酸鉄を含む21.5億元の産業パーク建設を発表

化学肥料大手の成都雲図控股、リチウム電池用リン酸鉄を含む21.5億元の産業パーク建設を発表

深セン証券取引所メインボードに上場している化学肥料メーカー、成都雲図控股股フェン(雲図控股、002539/深セン)は15日、湖北省宜城市でバッテリー用リン酸鉄の製造を含む21億5000万元規模の産業パーク建設プロジェクト契約を発表した。(イメージ写真提供:123RF)

 深セン証券取引所メインボードに上場している化学肥料メーカー、成都雲図控股股フェン(雲図控股、002539/深セン)は15日、湖北省宜城市でバッテリー用リン酸鉄の製造を含む21億5000万元規模の産業パーク建設プロジェクト契約を発表した。

 同社は14日、同市人民政府と「緑化化学工業循環産業パークプロジェクト建設投資に関する契約」を締結したことを明らかにした。契約には年産10万トンのリチウムイオンバッテリー用リン酸鉄プロジェクト、年産100万トンの選鉱プロジェクト、年産20万トンの湿式リン酸プロジェクト、年産10万トンの精製リン酸プロジェクト、年産80万トンの接触法硫酸製造プロジェクト、年産80万トンの緩効性複合肥料プロジェクト、100万トンのリン酸石膏総合利用プロジェクトが含まれており、同社の主力業務と、新たな収益源として取り組み始めた新エネルギー事業を組み合わせた大規模な生産体制を構築する。

 同社は1995年設立で2011年1月に深センメインボードに上場。四川省の豊富なリン資源を背景にリン酸肥料や黄リンを主とする化学工業製品の製造販売を手がけており、昨今の新エネルギー産業の急成長に伴い、電気自動車のリチウムイオンバッテリーに用いられるリン酸鉄製造にも力を入れ始めた。2021年9月には新エネルギー事業を扱う子会社、雲図新能源材料(荊州)の設立を発表した。

 2021年1〜9月期の売上高は100億9199万元(前年同期比48.33%増)、純収入は7億8064万元(同110.68%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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