【上海IPO】イノベーション型製薬の邁威生物、初値は公開価格を8%下回る

【上海IPO】イノベーション型製薬の邁威生物、初値は公開価格を8%下回る

イノベーション型バイオ製薬企業の邁威(上海)生物科技股フェン(邁威生物、688962/上海)は1月18日、上海証券取引所科創板に初上場した。公開価格34.80元に対して初値は8%安い32.00元で、取引開始直後から更に大きく値を下げている。(イメージ写真提供:123RF)

 イノベーション型バイオ製薬企業の邁威(上海)生物科技股フェン(邁威生物、688962/上海)は1月18日、上海証券取引所科創板に初上場した。公開価格34.80元に対して初値は8%安い32.00元で、取引開始直後から更に大きく値を下げている。

 同社は2017年設立で、治療用バイオ製品の研究開発、製造、販売が主業務。ヒト用モノクロナール抗体、二重特異性/二重機能抗体および抗体薬物複合体(ADC)などの抗体薬物、徐放性あるいは特殊修飾因子系組み換えタンパク質医薬品などを製造している。2021年6月30日現在、社員572人のうち75%にあたる429人が技術研究、開発スタッフで、いずれも国際的な医薬品企業や研究所などでの職務経験を持つ。

 これまでに発売が認可された新薬はまだなく、売上は主に技術サービスの提供によるものである。目論見書発行時点で自己免疫、腫瘍、代謝、眼科、感染症などの疾患に関する15種類の医薬品の研究を進めており、そのうち関節リウマチ薬1種が2022年第1四半期に発売認可を受ける見込みで、2025年には中国国内で5%前後のシェア獲得を目指す。また今後年間で4〜5種類の新薬開発に取り組む予定だ。

 2020年12月期の売上高は530万元(前期比82%減)、純損失は6億4362万元(同30.7%損失減)2021年1〜9月期の売上高は1070万元(前年同期比133.86%増)、純損失は5億1678万元(同12.49%損失増)。

 新規上場により調達予定の29億8000万元(約538億円)は、約40%の12億元を年産1トンの抗体産業化建設プロジェクトに、約34%の10億元を抗体薬物研究開発プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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