左翼に「関わるな!」キャンペーンが米国で話題

左翼に「関わるな!」キャンペーンが米国で話題

左派勢力と係わらないよう呼び掛けるWalk Awayキャンペーンを開始した、ブレンドン・ストラカ氏。(Brandon Straka/EpochTimes)

米国のSNSで「関わるな(Walk Away)」が6月末からムーブメントになっている。民主党を支持しない意思表示で、その理由を動画や写真をネットに掲載するというキャンペーンだ。

「最近の左のメディアは本当の民衆の声や体験、考えを無視しています。さらに、民主党に対する失望と否定は、このキャンペーンの支持者です。左派メディアや民主党は、米国人のためになることを、何もやっていないのです」。キャンペーンの発起人であるブレンドン・ストラカ氏(26)は大紀元英語版の取材に答えた。

動画共有サイトに掲載された映像は、この数週間でYouTubeなどのSNSで総計600万回以上再生された。FacebookやTwitterでは、ハッシュタグ#WalkAwayが流行した。話題の高まりにより、米主要保守メディア、フォックス・ニュースにも招かれて出演した。リベラルと民主党から距離を置くよう主張したストラカ氏の番組出演動画は、数十万回再生された。

ストラカ氏は、この草の根運動を次のように紹介する。「このキャンペーンは米国の寛容さ、礼儀正しさ、優しさ、市民交流を大切にするすべての人々により支持されています。この米国の価値に感謝する人々により毎日広がっています。私たちは、不誠実な左派メディアと左翼にあきれているすべての人々を歓迎します。」

ニューヨーク在住の美容師、俳優のストラカ氏は、かつては民主党の支持者だった。しかし、自分は「美辞麗句で煙(けむ)に巻かれていた」として、騙(だま)されていたと明かした。「強欲や誤解に扇動され、発言の自由が抑制され、虚構が蔓延(まんえん)している社会システムなど、私は受け入れたくありません」。

しかし、左派メディアの代表格であるCNNは7月17日の評論で、「関わるな(Walk Away)」について「ロシアが関与している」とコメントした。CNNは、この米国人による自主参加型の草の根運動は「ロシア宣伝工作による自動発信システム(bot、ボット)」だと報じた。その根拠として、キャンペーンの写真や動画には本物の米国市民かどうかの信ぴょう性がないと指摘した。

CNNの主張は、多くのSNSユーザが転載し、「関わるな」ムーブメントの真偽が問われた。一部は、出演者たちが有償のモデルが出演しているのではないかといぶかしがった。

Facebookグループの「関わるな」キャンペーンのメンバーは、自分たちは「ロシアの宣伝工作ボットではない」と主張した。ミシガン州出身の先住民族の血筋だというメンバーの一人はこうつづった。「私は適切な道を選択するために、(民主党と)関わらないようにしました。私は米国民であり、ロシアのボットなんかじゃありませんよ(笑)。皆さんに神のご加護がありますように」

ほかにも、「ちょっとメディア宣伝工作のみなさん。私はロシアのプロパガンダなんかじゃないですよ」「このキャンペーンの創設者や、民主党の手法と屁理屈について共有できるメンバーがいることに感謝したい」などのコメントが相次いだ。

いっぽう、「本物の」ロシアの政府宣伝アカウントも、米国CNNの報道を白眼視している。「この(真偽の)唯一の証左は、リベラルと米民主党から人々がますます離れているという事実だ」と指摘した。さらに「左派勢力は、自分たちが受け入れたくない価値観は、すべて『外国勢力の宣伝ロボット』とでも言うのだろうか。根拠のないことに騒いでいる」と関与を否定した。

(文=ジョシュア・フィリップ/翻訳・佐渡道世)

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