2014年、1絨毛膜1羊膜双胎が手をつないで誕生 双子の現在について

2014年、1絨毛膜1羊膜双胎が手をつないで誕生 双子の現在について

(Illustration - Shutterstock)

妊娠している母親が、とても危険な状態であると診断されました。あまり見られない症状です。彼女が妊娠している赤ちゃんたちの生存率は、わずか50%ということでした。しかし、お腹の中にいる双子の赤ちゃんが母親の子宮内でお互いに支え合っていたという事には、大変驚かされました。双子の赤ちゃんは、文字通り「手をつないで!」生まれてきました。

オハイオ州オーアービル出身のSarahとBill Thistlethwaiteは、めずらしい「1絨毛膜1羊膜双胎の」双子が生まれてくるのを楽しみにしていましたが、双子の出生に伴うリスクを十分に理解していました。

1絨毛膜1羊膜双胎の双子が出生する確率ですが、1万分の1ということです。 1絨毛膜1羊膜双胎の双子は、二人で同じ羊膜嚢を共有しています。成長に伴い、胎児の臍帯がお互いの首を絞める場合があるそうです ? そのため、生存率は50%になるということです。

しかし予定どおり、2人の愛らしい赤ちゃんが生まれました。両親と医者は、成長するたびに驚いていました。まさに奇跡です!

数学の教師であるサラは、彼女の赤ちゃんが危険にさらされていることを知り、体にとても気を付けるようになりました。 子宮内にいる赤ちゃんの様子を気にかけていなければなりませんでした。6か月をすぎると、医者は彼女に入院するよう言いました。

出産までの間、母親と双子を担当していたMancuso先生は、アクロン小児病院・胎児治療センターの所長をつとめています。いわく、「とても珍しい双子です。しかし、同じ羊膜嚢を共有していることで、非常に危険な状態に置かれています。双子が成長し、胎内を動き回るようになれば、臍帯が絡まるようになり、片方または両方の子供に対する血液の供給がうまくいかなくなる可能性があります。」とPROPLE誌に語っています。

だからこそ、双子の出生は疑問視されていました。

病院で過ごしていた、出産までの57日間は、赤ちゃんが母親のおなかから出てくるときに、赤ちゃんの臍帯が絡み合うことがないように、双子は常に監視されていました。 33週目に、帝王切開を行いました。2014年の母の日のほんの数日前に、双子は生まれてきました。

赤ちゃんのジリアンとジェンナが生まれた後、分娩室にしばらく沈黙が走りました。
突然、Mancuso博士が感動して泣きながら、「なんてことだ! 手をつないで生まれてくるなんて!これはすごいことだ。」と言いました。

今回の出産を見届けた、病院のスポークスマンであるAmy Kilgoreは「双子は、45秒差で生まれてきました」とFox 8に話しています。 「双子に何も問題がないことを確認した後、双子を抱えて、お母さんとお父さんが双子を見ることができるようにしました。双子が身を寄せあって手をつないでいるのです。とても感動しました。」

感動的な瞬間のことを思い出しながら、サラは「私はただただ感動するばかりで、私の主人でさえ目に涙をためていました。その部屋にいた人は、みんなドライアイだったんじゃないかしら。」

出産するまで、1歳のジャクソン君と両親は複雑な感情を抱くことが多々ありました。

生まれてくるまでずっと、双子は特別な絆で結ばれていたようです:親友であり−いや、親友以上の最高の友達なのです!「双子がとても仲良しなことは確かね。1つの房に入っている、二つのエンドウ豆といったところでしょうか。」とサラは言っています。

例えば、父親が双子の片方を買い物に連れて行き、母親が双子の片方と一緒にいるということで双子が少しでも離れていることがあれば、双子がお互いのことを探し始めることに両親は気が付きました。それだけではなく、双子の片方が機嫌を悪くすれば、双子のもう片方は機嫌の悪い双子の片方をなぐさめるために、背中をなでるということに気が付きました。

双子が生まれてから2年がたちました。Jillianの性格はより大胆な性格になりつつありますが、Jennaの性格はより慎重で、用心深い性格になりつつあります。違うところもあるけれども、お出かけ・泳ぐことは二人とも大好きで、おもちゃや食べ物など同じものを好む傾向にあるようです。たくさんのことを二人で一緒にシェアしています。

現在では、JillianとJennaは5歳になりました。 とても愛らしく、かわいくなっています!双子が成長し、人生で壁にぶつかったときは、両親が双子の関係を観察してみると面白いかもしれません。双子は世界に、無条件の愛・サポートというアメージングなことを教えてくれました!

大紀元ウェブ編集部

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