任天堂、スイッチ生産の一部をベトナムに移管

任天堂、スイッチ生産の一部をベトナムに移管

米AP通信などによると、任天堂は今後数カ月内にゲーム機、ニンテンドースイッチの生産の一部を中国からベトナムに移管すると明らかにした(ウィキペディア)

任天堂は9日、主力家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の生産の一部を中国からベトナムに移管する計画を明らかにした。米AP通信など複数のメディアが報道した。

同社広報担当者によると、現在、スイッチに関しては、電子機器の受託製造サービス(EMS)などに委託しており、ほぼ中国で生産している。生産拠点の多様化を図るため、数カ月内にEMSの製造をベトナム工場で始める。

AP通信によれば、ニンテンドースイッチの年間売上高の約4割が米国で、約2割が日本だという。

中国当局とトランプ米政権は6月末、5月以降中断していた米中通商協議を再開することで意見一致した。米側は、第4弾となる3000億ドル分の対中制裁関税を見送ったが、2500億ドル分の中国製品に対する25%の関税を維持している。米中貿易交渉の先行き不透明感から、世界各国の電子機器メーカーはリスク回避のため、東南アジア諸国に生産ラインのシフトを急いでいる。

米アップルは6月、サプライチェーンの再編計画を明らかにした。主要取引先に対して、アップル向けの中国生産のうち、15〜30%をインドネシアやマレーシアなどの海外に移すよう促した。

日本の複合機大手シャープと事務機器メーカーのリコーは米国向け製品の生産を中国から移管するとすでに決めている。

(翻訳編集・張哲)

関連記事(外部サイト)