気をつけて 火災の原因は煙探知器のバッテリー?

気をつけて 火災の原因は煙探知器のバッテリー?

(L: Illustration - Unsplash, R: YouTube Screenshot | KidsAndCharacter)

私たちは、この小さく無害な器具に全幅の信頼を置いていますが、コロラドに住むデビッド・ミラーの場合、火事を起こしたのは、皮肉にも火災防止のための器具だったのです。

デビッドは、自身のユーチューブで自宅の火事を中継しながら、警察に、「火事です。消防隊を要請します。」と伝えました。オペレータは、パニックに陥っている彼に、電話を切って非難するよう指示しました。

デビッドの家は全焼してしまいました。犯人は? 煙探知器に内蔵された、どこにでもあるような、使い古しの9ボルトの電池でした。

デビッドはいつも、習慣として古い電池を紙袋に入れて、ガレージに置いていました。ある程度たまったところでリサイクルに出そうとしていたのです。後に彼は、それが何を引き起こしたのかを知ることになります。

「紙袋の中の電池が互いに接触して端子がショートし、紙袋の隣に置いてあった洗濯物のかごがそれに反応して発火した。それが家全体の火事につながった。」とデビッドは言っています。

インターネットの検査サイト、スノープスによると、A9ボルト電池は、プラス極とマイナス極が先端についていてそれぞれが隣り合っており、二極が金属に接触すると、例えばアルミホイルと鋼鉄が接触したときのように、スパークするとのことです。スパークが進むと、火を誘引します。これを立証する一例として、9ボルト電池を小銭と一緒にポケットに入れると、いわゆる「ホットパンツ(ズボンが熱くなる)」になります。

使い古しの電池が火事を起こしやすいということが分かりましたが、火事を起こさないためにはどうすればよいのでしょうか? 電池を家で安全に保管して処分するとっておきの方法をお教えします。

実際に使う時まで電池を袋から出さないで保管しておき、二極を絶縁テープなどで密閉します。これで、近くに金属類があってもスパークすることはありません。バッテリーを立てた状態で、手が届きにくい安全な場所に保管します。補足として、「何でもタンスに収納」
したくなると思いますが(実際、ほとんどの人がそうですよね)、タンスの引き出しや収納箱に他の電池と並べて置いておかないようにしましょう。

デビッドは、自分の不注意のために家を失って家族を悲しませたことに責任を感じています。デビッドが知らなかったことを、今あなたは知りました。愛する人のためにも、電池を安全に扱いましょう。

(大紀元日本ウェブ編集部)