子どもに自由と社会について教える本の著者 コナー・ボナックに聞く

子どもに自由と社会について教える本の著者 コナー・ボナックに聞く

By Olena Yakobchuk/Shutterstock

コナー・ボナックは、自分の子どもたちに自由と自由社会について教えるための教材を探していましたが、それがないと分かると、自身でシリーズ本を創作しました。本のタイトルは、「双子のタトル」です。

「双子のタトル」の各エピソードでは、イーサンとエミリーが個人の権利、起業家精神、「黄金律(行動規範)」、お金の使い方などについて冒険の中で学んでいく姿が描かれています。シリーズ最新作は教育がテーマの「双子のタトルと学びの休み」ですが、これについて著者のコナー・ボナックにインタビューしました。

エポックタイムス(以下、E): これまでのあなたの著書に対する反響をどう感じていらっしゃいますか?

ボヤック(以下、B): ほとんどの親が、まるで砂漠で水を見つけたかのように私の本を読んでいます。世間の親たちが喪失感から救済されているようで、嬉しく感じています。

学校の授業では、自由社会の概念など教えてくれませんし、親にしても自分たちだけでそういったことを子どもに教えるには限界があります。ですから、「双子のタトル」を手に取ったときに、子どもたちに教えられる補助教材としてとても安心したようです。

E: 何がきっかけで教育に特化した本を書こうと思ったのですか?

B: 公教育の分野で30年のキャリアを持ち受賞歴もあるジョン・テーラー・ガットーは、私のヒーローなのですが、彼は、最も辛辣な批判者でもありました。自分の目で見た問題を躊躇なく指摘していました。

私たちも、そのような姿勢がもっと必要だと思います。ジョンは亡くなりましたが、自由社会の概念を子どもたちに伝えるという課題に取り組んでいる身として、ジョンの功績を記念して本を出版し、本当に大切なメッセージを多くの家族の皆さんに届けようと決めたのです。

E: 子供たちには、この本から何を主に学んでほしいですか?

B: 子供たちは、宿題というものを「仕事」、「つまらないもの」と考えがちです。自然な好奇心のひらめきは、丸暗記と多忙な作業によって揉み消されてしまいます。子どもたちへのメッセージとして、世界はこの上なく面白いところで、学ぶことは、教室や教科書の中に限定されず、いつでもできる素晴らしいことなのだということを伝えたいと思います。

E: 「双子のタトル」のユニークな内容は、親が子どもにとっての情報源であるように、本が親にとって有益な情報になっているようです。「学びの休み」シリーズから親たちに何を感じてほしいですか?

B: この本のメッセージは、子どもたちと同じように親たちにも向けられています。子どもたちに生まれながらの自由を与えて興味のあることに取り組んでもらい、自分たちを取り巻く世界を発見することで、学んだことがより深まり長く続く思い出につながる、というメッセージです。

これは、シリーズ「情熱的教え」の主題です。ガットーが本に前書きを寄せてくれていますが、彼のメッセージと本の内容がリンクしています。

E: ご自身が幼少のころに受けた教育はいかがでしたか? 本に書かれているような役を演じていらっしゃいましたか?

B: 私が受けた教育は、極めて平凡なものでした。公立の学校に通い、宿題は嫌いで、テストが終わるたびに暗記したことを忘れていましたよ。

でも、父親としては、「ホームスクール」を選択して、顔も見えない社会によって作られた標準を学ぶのではなく、子どもたちが「世界」を学べるように、大切なことを選んで、できる限り柔軟な環境を作りました。私たちが学んだことは、ガットーの記述も含めて、私の新しい著書に組み込まれています。

E: 教育は、今後どのような方向に向かうとお考えでしょうか?

B: 教育は今後個別化していくでしょうし、個別化についてはすでに表面化しています。人々は必要なときに好きな場所で車を拾うことができて、アプリで注文すれば食品も好きなように届き、経済全体が個人レベルに細分化され、消費者も自分たちの好みに合わせてくれる柔軟性を求めています。こういったことが無い生活はもはや想像できません。

この傾向は教育制度も影響し、旧来型の経済モデルで満足していた業界にイノベーションを巻き起こし、教師も学校経営者も、努力してその変化を受け入れて、最終的には、個々の生徒にとって喜ばしい結果となるでしょう。

E: 「双子のタトル」について、今後計画していらっしゃることはありますか?

B: 今月、週ごとの「家族向けフリマ授業(フリーマーケット型授業)」が開講するので、本当にワクワクしています! また、本を読んだ後でも家族が学び続けられるようなカードゲームを作ろうかと考えています。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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