がん予防に13の食品 科学にもとづいた話

がん予防に13の食品 科学にもとづいた話

Illustration (Africa Studio, Photographee.eu/Shutterstock)

食品とがんとの関係は、昔から切っても切れないものでした。 実際、アメリカがん協会によると、「人は食べたものでできている」とのことです。結果、抗がん性の食品は、がんの予防と治療として多大な影響があるということになります。

しかし、正しい食品とは何でしょうか? あふれる情報の中には正確なものや歪曲されているものがあり、本当に正しいものを見分けることは難しくなっています。食生活を見直す前に、科学的根拠に基づく調査に目を向けることが大切です。

以下の13の食品は、細胞の悪化を防ぎ、健康に保つ栄養素を含むことが証明されています。


豆類のがん予防における効能は枚挙に暇がありませんが、行き着くところは「食物繊維」です。豆は、食物繊維の王様です。食物繊維の定期的な摂取は、大腸がんのリスクを40%軽減するとの調査結果が報告されています。予防のほかにも、現在進行しているがんに対しても効果があります。モルモットの実験により、黒豆や白インゲン豆の定期的な摂取は、がんの進行を75%遅らせることが分かっています。

ユリ科の植物は抗がんの食材として万能で、玉ねぎ、ニンニク、ニラ、エシャロットなどが含まれ、世界中で様々な料理に使われています。定期的に摂取すると、胃がんや前立腺がんの予防に効果があります。ニンニクに含まれるアリシンという成分が乳がん、子宮がん、結腸がんの予防に効くと言われています。また、玉ねぎは、高レベルのケルセチン、抗酸化物質、抗がん物質、抗炎症性フラボノイドを含んでいます。


ベリー類はビタミンCと繊維質が豊富で、がん予防に効きます。最大の効能は、高度の抗酸化物質で、エラグ酸には強い抗発がん性効果があり、結腸がんに効くアントシアニンの含有量も高いとされています。ベリーの摂取量が多いと、悪性細胞の拡大やDNAの損傷を防ぎ、抗炎症の効果があります。

トマトはカロチンを多く含み、特にリコピンはトマトの鮮やかな色と抗がんの効能に関係しています。多くの研究により、リコピンが前立腺がん、肺がん、胃がんのリスクを軽減することが証明されています。また、調理によってその効能が損なわれることもなく、ソースやアレンジした料理でも同じような効果が得られます。

アメリカがん研究協会によると、アマニは抗がん食品の筆頭に挙げられるもので、それはリグナンという悪性細胞の成長を抑制する成分に起因しています。更年期以降に乳がんのリスクを軽減する効果があることも研究で証明されています。

魚類の定期的な摂取は、あらゆる種類のがん予防に効果があり、特に消化器官系のがんに良いとのことです。鮭や鯖のような冷水魚はオメガ3脂肪酸を多く含み、それががん予防に効果があります。脂肪酸を多く含む魚は、前立腺がんや乳がんのリスクを軽減します。


アブラナ科の野菜には、ブロッコリー、キャベツ、ケール、大根、カリフラワーなど、よく知られた野菜があり、カロチノイド、葉酸、ミネラル、ビタミンなどの栄養素を多く含んでいます。最も効能がある硫黄性成分は、独特の匂いのもととなっていますが、がんのリスクを軽減するものです。アブラナ科食品の研究は進んでおり、前立腺がん、結腸がん、乳がんの予防に効果があることが分かっています。

ブドウやブドウジュースはレスベラトロルという抗酸化成分を多量に含み、研究の結果、がんの進行を遅らせ、がんを小さくするということが分かっています。ブドウの抗がん成分は、種や皮にほとんどが含まれていますが、レーズンやワインなどの加工食品にもレスベラトロルが含まれており、抗がん食品としての効果が認められています。


近年、抗がん性のスーパーフードとして人気の黒米は、繊維を豊富に含み、大腸がんの予防に大変効果があることで知られています。前述のベリー同様、抗がん成分であるアントシアニンを多く含み、乳がんの転移を防ぐという研究結果も報告されています。割高な抗酸化薬の代替食品としても有効です。

ターメリックはしょうがの一種で、カレー粉などアジア料理によく使われる食材です。クルクミンという成分が抗がん性が高く、健康な組織を傷つけることなくがん繊維を死滅させるということが報告されており、特に食道がんに効果があります。また、化学療法やその他のがん治療中にクルクミンを定期的に摂取すると、大変効果があることが証明されています。

にんじんは、アメリカがん研究協会により優れた抗がん食品として推奨されており、その栄養は広く知られています。高レベルのアルファカロチンは他に代わるものがなく、カロチノイドは悪性繊維の治療にも効果的です。にんじんを定期的に摂取すると、前立腺がん、胃がん、肺がんのリスクを軽減することも知られており、万能で応用の効く優れた食品だということが立証されています。

濃緑葉菜は、アメリカがん研究協会により優れた抗がん食品と位置づけられています。カロチノイド、繊維、葉酸に富み、がんや腫瘍の予防に効果があります。ほうれんそうはすい臓がんの予防に、からし菜は大腸がんや肺がんの予防にそれぞれ効果があり、セレニウムを多く含むちんげん菜は、乳がん、食道がん、胃がん、前立腺がん、肺がんの予防に効くことが明らかになっています。

最後になりますが、食用きのこ類は、奇跡の抗がん食品として人気です。研究によると、20以上に及ぶきのこ類には抗がん成分と抗菌成分が含まれており、がん細胞に対する抗体を刺激する働きがあることが分かっています。霊芝は肺がんの予防によく効き、カバノアナタケを定期的に摂取すると、がん予防に多大な効果があります。

免責事項: 当記事は、情報の提供を目的としており、専門的な医療の助言に代わるものではありません。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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