妻の献身的な看護によって 5年間の植物状態から目覚めた男

妻の献身的な看護によって 5年間の植物状態から目覚めた男

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みなさん、結婚の誓いで交わされる「健やかなるときも病める時も」という言葉を知っていますよね。そのフレーズは、ある中国人の妻が示した驚くべき配偶者への忠誠心によって体現されています。

2013年、湖北省の襄陽市出身の李志華という中国人男性が、オートバイにはねられて昏睡状態に陥りました。李さんは当時仕事に行くためにスクーターを運転していました。

李さんこの時、重度の脳損傷を被り植物状態に陥りましたが、約2,000日後になんと昏睡状態から抜け出すことができたのです。李さんの妻である張貴環さんの彼への献身的な介護が回復に寄与したのです。

57歳の張さんは、丸5年間、昏睡状態の夫のベッドの隣に居続け、1日20時間以上、昼夜を問わず彼を看護しました。 李さんの唯一の介護者として、張さんは1日あたり2〜3時間しか睡眠時間も取れないほどでした。体重が10キロ減るほど回復に向けて専念していたそうです。


「医師は、彼がこれから一生植物状態になるかもしれないと私に言いました」昏睡状態の彼はどんな呼びかけに対しても全く反応しなかったそうです。彼女はこの診断を受け入れることを拒み、何があっても夫を回復させ診断が間違っていたということを証明しようと決意したのです。

張さんは毎日、夫の体をきれいに拭き、食事を与え、状態が改善することを期待して彼に話しかけ、お気に入りの曲を演奏しました。

「この介護が彼の神経系を刺激するのに非常に役立ったのです」とワン・チンアン博士は中国のメディアに語っています。

「彼女は意識の無い夫を養うために、彼の口の中に食べ物を入れ、彼の舌をそっと押して彼に食べることを知らせたりもしていました」とデイリー・メールも報告しています。

そして奇跡的に、2018年に李さんは意識を取り戻しました。目覚めた時の李さんの第一声は「妻よ、愛しています!」だったそうです。また、ワン博士によると、李さんははっきりと話すことができないけれど、彼の周りの出来事を完全に認知していたそうです。


李さんは、治療と回復の促進のために1年以上病院に入院し、彼女もその期間彼に寄り添っていました。

中国のメディアが撮影した最近の映像では、張さんが夫のためにマッサージをして音楽を演奏しているところを捉えています。彼女はまた、歩行器具の助けを借りて立ち上がって歩く訓練をしている夫の支援をしています。看護師のシャ・リーさんは、「彼女は配偶者に多くの動きを教え、文句を言うこともなく辛抱強く彼に寄り添ってくれています」と述べています。

張さんは最後に、このように言いました。「諦めたことなどありません。彼が生きている限り、私は彼に仕え続けます。」

(大紀元日本ウェブ編集部)

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