【不思議な夢】科学の歴史を書き換えた夢(下)

【不思議な夢】科学の歴史を書き換えた夢(下)

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多くの人にとって、夢は神秘めいた不思議なものだと感じます。普段では見られない情景を目にしたり、天国や地獄が見えた人もいたりします。また、亡くなった親戚や友人に会ったり、夢を通じて未来を予知する人もいます。そして、夢は人々にヒントを与えることもあり、それによって社会が発展し進歩しました。科学史においてこのような事例は少なくありません。

今日、我々が学んでいる科学知識の多くが夢からヒントを得たものです。このような夢にまつわる7人の科学者の逸話があります。

ドイツの数学者ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウスはかつて夢の中で電荷と電場の関係がはっきり見えたと言いました。それがのちにガウスの法則になりました。

シュリニヴァーサ・ラマヌジャンは1887年に南インドの貧困家庭に生まれました。夢の中に現れた女神は数学の公式を彼に伝えたと言われています。当時、インドでは誰もこれらの公式を理解できませんでした。

しかし、1913年、ラマヌジャンからの手紙を受け取ったケンブリッジ大学の数学者ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディは驚きました。インド系アメリカ人数学者クリシュナワシュワミ・アラディ(Krishnaswami Alladi)は「米国数学協会」会報に発表した論文の中でラマヌジャンの夢に言及しました。また、ラマヌジャンの母親も自分が見た夢で息子の成功に重大な影響をもたらしました。カリフォルニアのサンノゼ州立大学経済学セヤ・ワトキンズ教授は論文の中で、

「ラマヌジャンのお母さんはある夢を見ました。夢の中でラマヌジャンはヨーロッパ人の群れの中に座っています。金色の巨大な輪が息子を囲んでいるのが見えたので、息子が英国に行っても大丈夫だと信じたのです」

神経生物学の誕生も夢と関連しています。

オットー・レーヴィ博士は「神経科学の父」と呼ばれています。彼は神経インパルスは化学物質による伝達の可能性があると考えていました。しかし、それを証明することはできませんでした。

1920年、彼は2日連続で夢を見ました。夢の中で彼はある実験を行い、自分の仮説を証明しました。夢から覚めた彼はすぐさま同じ実験を行いました。すると、神経は筋肉に直接作用をせず、神経が放出した化学物質が作用をしていることが実証されました。

この発見によって新たな研究領域が拓かれました。1936年 レーヴィ博士は生理学及び医学のノーベル賞を受賞しました。

次は化石に関連する不思議な夢の話です。

スイス生まれのルイ・アガシーは米地質学者で古生物学者でもあります。ある日、一部分しか露出していない魚類の化石を研究していた彼は、特徴を見い出すことができないため、どんな魚なのかが想像がつきません。
彼はその化石を割ってみようとも思いました。しかし、そうするとその標本を壊してしまう可能性があります。

それからの3日間 彼は3夜連続この魚に関する夢を見ました。彼の妻エリザベスはのちに回想録でこう述べました。

「最初の2日間は、彼は夢に出てきた魚の形を思い出せませんでした。3日目 彼は魚の形を書き留めようとベッドの横にペンと紙を用意しました。夢から覚めた彼は仕事場に駆け込み 手書きの魚の図に沿って、化石の表層をうまく剥がすことができました。隠されていた魚の胴体部分が現れ 夢で見た魚の全体図と全く同じものでした」

今まで紹介した実例からして、夢の影響を軽んじてはなりません。夢の中のヒントは果たしてどこから来たのかを考えてみるのも有意義なことではないでしょうか?

※新唐人より転載

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