絶滅危惧種スマトラタイガーの出産

絶滅危惧種スマトラタイガーの出産

(Illustration - Shutterstock)

ロンドン動物園で飼育されている絶滅危惧種のスマトラタイガーに陣痛が起きました。メラティという名前のその7歳のスマトラタイガーの出産予定日が近づくと、ロンドン動物園のスタッフは、「cubcam」と呼ばれるリモートカメラシステムを介して、母親の様子に注意していました。

2016年6月27日、108日間の妊娠期間を経て無事に健康な子トラを産みました。しかし、1時間もたたないうちに、飼育係は異変に気づきました。メラティがある種の「奇妙な」行動をしていたのです。そして結果的にメラティは2匹の赤ちゃんを産み、飼育係も「世界で最も希少なトラ」の誕生に興奮し、大喜びしました。

スマトラタイガーは、インドネシアのスマトラ島のジャングルに生息する、絶滅危惧種のトラです。 野生のスマトラタイガーの個体数は300個体と推定されるため、今回の子トラの誕生はロンドン動物園だけでなく絶滅危惧種の研究において大きな成果となりました。


インドネシアで野生のスマトラタイガー保護に努めるジャル・ラフィアスタントは、次のように述べています。「現在、政府のカウンターパートと協力してスマトラトラの保護を強化しており、今回の2頭のトラの誕生は、自然界に生きる動物が長期的に生存するための研究に対し希望をもたらします」

動物園のプレスリリースは、最初の子トラが午前9時19分に生まれ、その後1時間もたたないうちに2匹目の子トラが午前10時2分に生まれたと報告しています。



動物園が公開したビデオからは、生まれたばかりの子トラ(雄・アキレスと雌・カリス)が活発で、わんぱくな様子であることが伺えます。

ロンドン動物園の哺乳類担当のアシスタントキュレーターであるティーグ・スタビントンはプレスリリース「子トラの誕生と、母親メラティの2匹の子トラの世話の様子にとても満足しています」と述べました。

動物園の注意書きには、飼育員のうち1人は、常に子トラを見るようにし、父親トラのジェジェも子トラを見にくることがありますと書いてあります。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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