プロポーズの瞬間を激写するため茂みに変装した妹

プロポーズの瞬間を激写するため茂みに変装した妹

kgorz / Pixabay

姉のプロポーズの瞬間を撮影したかった妹は、ある独創的な方法を思いついた。それは茂みに変装して風景の一部になることだった。

テレーズ・メルケル(23)は姉レイチェル(24)とともに米ウィスコンシン州で育った。2人はとても仲が良く、レイチェルはボーイフレンドのアンドリュー・フィリベック(25)にプロポーズのときはテレーズも呼ぶようにと釘をさしていたほどだった。

アンドリューは彼女のお願いを真剣に受け止めていた。

テレビ局の取材に対して、テレーズは「彼は私に電話をしてきて、1時間かけて結婚の承諾を求めました。そのときにこの一大イベントを特別な方法で迎えたいと思ったんです」と語った。「姉と私は本当に仲が良いので、私は両親に次ぐ第2の関門のようなものなんです。だから簡単には許しませんでした」

アンドリューとテレーズは、プロポーズ予定日の1カ月前から話し合いを始めた。「バカバカしい作戦ばかり山ほど思いつきました。そして私が茂みか何かになったらおもしろいんじゃないかというアイディアに行き着いたんです」

アンドリューはこのアイディアをとても気に入った。彼はテレーズが風景に溶け込めるように、アマゾンでギリースーツを購入した。

木の葉に変装すれば、テレーズが隠れて写真を撮るのに問題はないだろうと考えた。

このときの2人は、テレーズのバカバカしい変装がこれほど世間に広まるとは思ってもみなかった。

計画開始から1カ月後の2019年9月21日、アンドリューはウィスコンシン州マディソンにある広場へと車を走らせた。彼はレイチェルのお気に入りの場所にひまわりとランタンを飾り、彼女の到着を待った。

テレーズもまた予定の場所に隠れると、姉の驚いた姿を見ることを心待ちにしていた。

のちにアンドリューは「茂みの中に完全に隠れていたので、僕も彼女を見つけることができませんでした。もしかしたら来ていないのではないかと思ってひやひやしました」と語った。

レイチェルが到着すると、アンドリューは自作の詩を朗読した。その後、彼の初めてのプロポーズの時、婚約指輪がポケットに引っかかるというハプニングに見舞われた。

テレーズはアンドリューがプロポーズするまで15分間も気配を消し続けた。姉のうれしそうな返事を聞いて、彼女は茂みの中から飛び出した。



テレーズは「はいって言った!はいって言った!」と叫んで姉を驚かせた。テレーズによれば、姉は胸がいっぱいで彼女の服装に対して「なにそれ?茂み?」と尋ねたそうだ。

変装の達人は姉の喜びの瞬間をすぐにツイッターに投稿した。2019年9月23日、テレーズは「今週姉が婚約しました。私はその瞬間を見届け、写真に収めるために茂みに変装しました。1歳しか離れていないのにこの差はなに?」と書き込んだ。

するとすぐにおもしろがった家族や友人からコメントが殺到した。テレーズのツイートは現在までに18万2千回以上のいいね!を獲得している。

テレーズはまた、ギリースーツを着たまま婚約したてのカップルと一緒に歩いて家に帰ったことを明かした。彼女は「人とすれ違うたびに男の声で「私は茂みだ」と言って歩きました。自分で自分の動きに笑ってしまいました」と語った。

2つのビックサプライズでは物足りなかったのか、アンドリューとレイチェルの家族は幸せな2人のために婚約パーティーを開いた。結婚式は2020年4月を予定しているという。

テレーズが姉の花嫁付添人としてどんな衣装を着るのか、気にならずにはいられない。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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