中国4中総会閉幕 香港デモ取り締まり後押し

 【北京=西見由章】中国共産党の重要会議、第19期中央委員会第4回総会(4中総会)は31日、北京で4日間の日程を終え閉幕した。総会は香港の混乱を受けて「一国二制度」の堅持と改善を掲げ、その長期的な繁栄と安定を維持する決意を表明。香港などの特別行政区が「国家安全」を守るための「法律制度と執行メカニズム」を構築する方針を示した。反政府デモの取り締まり強化を後押しする狙いがありそうだ。

 閉幕後に発表されたコミュニケによると、台湾問題では「祖国の平和統一プロセス」を推進し、「台湾同胞と連帯」して台湾独立に反対する方針を確認した。

 総会は「中国の特色ある社会主義制度の堅持と改善」や「国家統治体系と能力の現代化」に関する決定を採択。「党中央の権威と集中統一指導」を擁護する制度を整えるとした。

 一部で観測が出ていた党最高指導部、政治局常務委員への昇格人事は発表されなかった。

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