台湾・呂元副総統が総統選への出馬断念

 【台北=田中靖人】台湾で来年1月に行われる総統選に無所属での出馬を目指していた呂秀蓮(ろ・しゅうれん)元副総統(75)は2日、声明を発表し、必要な人数分の署名が集まらなかったとして立候補を断念すると表明した。

 無所属の出馬には有権者の1・5%に相当する約28万人の署名が必要。呂氏を支援していた「台湾独立」派の政治団体「喜楽島連盟」は20万人以上を集めたとしているが、自由時報(電子版)は同日、14万人以下だと報じた。

 呂氏は現在の与党、民主進歩党の結党メンバーの一人で、同党の陳水扁政権(2000〜08年)で台湾初の女性副総統となった。だが、現職の蔡英文総統には批判的で、9月に無所属での出馬を表明していた。

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