元中国スパイ証言男性の“上司”を聴取 台湾捜査当局

元中国スパイ証言男性の“上司”を聴取 台湾捜査当局

亡命を申請したオーストラリア(鈴木健児撮影)

 【台北=田中靖人】台湾などで中国のスパイ活動に従事したとする中国人男性がオーストラリアに亡命を申請したと豪州メディアが報じた問題で、台湾の台北地方検察署(地検)は26日未明、この中国人男性が工作活動の上司だと名指しした中国系香港企業の幹部夫婦に対し、台湾から出ることを禁止する措置を決めた。中央通信社などが伝えた。

 重大犯罪を調査する法務部調査局が24日、台湾北西部・桃園国際空港で出発しようとしている夫婦を発見し、事情聴取を要請。25日に「国家安全法」違反容疑で台北地検に送検し、地検が事情を聴いていた。

 報道によると、夫婦が所属する企業「中国創新」は25日、証言をした中国人男性は同社の社員ではなく、報道は「虚構で偽造だ」とする声明を出している。

関連記事(外部サイト)