中国で低迷する韓国車、かつての日系車のような回復は可能か? =中国メディア

中国で低迷する韓国車、かつての日系車のような回復は可能か? =中国メディア

中国メディアは、中国市場における韓国車は、日系車のように回復が望めるかについて分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の自動車市場は低迷を続けている。2019年に入ってからも自動車の生産・販売ともに減少を続けるなか、唯一日系車だけがシェアを伸ばしている状態だ。THAAD(高高度防衛ミサイル)の影響で不振が続いていた韓国車も例外ではなく、販売台数では上昇の兆しが見られない。中国メディアの汽車之家はこのほど、中国市場における韓国車は、日系車のように回復が望めるかについて分析する記事を掲載した。

 日系車も、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題で反日感情が高まった数年前には販売台数が大幅に減少した。しかし、現在ではここまで大幅に回復し快進撃を続けている。では、THAAD問題で対韓感情が悪化した3年前から販売台数が大幅に落ち込んだ韓国車は、日系車のように回復できるのだろうか。

 記事はまず、中国市場における韓国系の合資会社3トップを、「北京現代」、「東風悦達起亜」、「四川現代」としたうえで、この3社の販売台数は減少しているものの、市場のシェアはわずかながら回復しており、シェアの低下は下げ止まりの状態だと分析。これ以上の悪化は見込まれないと予想した。

 また、北京現代はこの先も次々と新モデルを発表する予定だという。2018年10月に発売されたラフェスタ(中国名・菲斯塔)は月平均9800台を売り上げる人気車種となっており、こうした人気モデルのおかげで回復の可能性があると伝えた。また、東風悦達起亜もフォルテの新型とハイブリッド車に力を入れるとされ、こうした企業努力にも期待が持てると伝えている。

 とはいえ、韓国メディアは中国におけるTHAADの影響はまだ完全にはなくなっておらず、韓国の某証券会社のアナリストは、ヒュンダイや起亜が中国で販売台数を回復させることは不可能だとの見方を示していることも記事は紹介した。

 それで、中国市場における韓国車の現状は厳しいものの、企業も手をこまねいているわけではなく、全く回復が期待できないわけでもないようだ。しかし、現状ではかつての日系車のように販売不振から急速に回復とはいかないようで、韓国車の実力が問われるといえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)