少子高齢化が進む韓国で、「結婚しない」生き方を選ぶ若者が増加中=中国メディア

少子高齢化が進む韓国で、「結婚しない」生き方を選ぶ若者が増加中=中国メディア

中国メディアは、韓国の若者が結婚したがらない理由を分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 韓国では若者の間で「結婚しない」生き方を選ぶ人が増えているという。ある調査では、韓国の20ー30代の約6割が「結婚と出産は必ずしも経験する必要はない」と答えたそうだ。日本でも未婚率が上昇しているが、韓国にはまた違った理由があるようだ。中国メディアの今日頭条は26日、韓国の若者が結婚したがらない理由を分析する記事を掲載した。

 記事は、ある中国メディアの「韓国の若い女性の間で結婚しないことがブームになっている」という報道を紹介。この報道では理由として「家庭内における女性の地位の低さ」が挙げられたが、記事は「そんなに簡単な問題ではない」と主張している。

 記事は、社会・家庭ともに韓国では女性の地位が低いことに加えて、「経済発展の結果としての女性の社会進出」と、「結婚すると生活コストが高くなること」にあると分析。家庭内における女性の地位は、「韓国と日本は同様に低い」が、中国では女性の立場は非常に高いと誇らしげに伝えた。しかし、中国に関しては、女性の地位も婚姻率も地域差が大きいのが特徴となっている。経済発展している都市部では女性の地位は高いが婚姻率は低く、地方に行けば行くほど女性の地位は低く婚姻率が高くなる傾向がある。

 記事の主張する3つの理由の正確性はともかく、記事は少子高齢化がますます進むとみられる韓国の問題は、中国にとっても他人事ではないと指摘している。「こういう文化は伝染するもの」なので、韓国の動向には注意する必要があると警戒感を示した。

 実際のところ、中国でも「結婚したくない若者」が増えている。記事に対するコメントを見ても、「それは日韓だけの問題ではない」、「世界共通の問題」という指摘があった。また、一人っ子政策の影響で男女の比率が不均衡になっている中国の場合、「男性が独身を強いられる」特殊な事情もあるようだ。

 非婚化はそのまま少子高齢化へとつながるため、韓国のみならず日本や中国にとっても大きな問題と言えるだろう。とはいえ、価値観が多様化し、いろいろな生き方を選択できるようになった結果とも言えるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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