半導体材料の国産化を目指す韓国、「その決心が実を結ぶかは疑問」=中国メディア

半導体材料の国産化を目指す韓国、「その決心が実を結ぶかは疑問」=中国メディア

中国メディアは、日韓摩擦における韓国の強気な態度について「韓国は決して妥協せず、重要な材料の国産化に向けて7兆8000億ウォン(約6866億円)の投資を計画している」と伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本が韓国に対して半導体材料の輸出規制を強化してから1カ月半が経過したが、韓国側は継続して強気な姿勢を見せている。中国メディアの今日頭条は15日、韓国の強気な態度について「韓国は決して妥協せず、重要な材料の国産化に向けて7兆8000億ウォン(約6866億円)の投資を計画している」と伝える記事を掲載した。

 記事は、韓国は日本からの経済的な圧力を受けても決して屈しないという強硬な姿勢を見せていると指摘しつつ、強硬な姿勢は「言葉だけではなく、具体的な措置も講じている」と主張した。

 続けて、具体的な措置とは「5年以内に韓国の基幹産業である半導体、ディスプレイ、自動車、機械、化学などの分野で必要不可欠な材料の日本以外の国からの調達ルートを開拓する」というものだと指摘。同時に、戦略物資の国産化に向けて7兆8000億ウォンを投資し、「二度と外国に首根っこを掴まれないよう」にしたい考えだと伝え、韓国は重要な物資の完全国産化を実現させるという目標に対して強い決意を持っていると強調した。

 一方で記事は、「韓国の決心は実を結ぶのだろうか」と疑問を投げかけ、中国人筆者の個人的な見解として「韓国は戦略物資を輸入に依存する現状から脱却するのは難しい」と主張。たとえば、日本が韓国に対して輸出規制を強化した3つの原材料は日本企業が世界的に独占状態にあるが、「これは長期的な競争を勝ち抜いた結果」であり、市場競争における「優勝劣敗」によって生まれた結果であり、保護貿易などの規制によって生まれた結果ではないからだと指摘。

 それだけ優れた原材料と同等のものを他国から調達したり、韓国国内で生産したりするのは「口で言うほど簡単なことではない」と指摘し、仮に韓国国内で生産できたとしても「質とコストが韓国企業の求めるものとなり得るか」という問題に直面するだろうと指摘した。

 同時に、半導体産業は世界で激しい競争が繰り広げられる分野であるゆえに、日本以外の国から調達した原材料や、韓国国内で生産した原材料を使った場合、「今後も韓国製品が世界市場で優位に立てるか」という懸念もあると主張。ゆえに記事は、韓国の巨額な投資がその目論見どおりに実を結ぶかは楽観視できるものではないと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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