米外交・安保ツートップ「今日訪韓」…「対北メッセージ」、「クアッド」カード出すか?

米外交・安保ツートップ「今日訪韓」…「対北メッセージ」、「クアッド」カード出すか?

バイデン米政権発足以降 初めて外交・国防のツートップが今日(17日)の午後 訪韓する(画像提供:wowkorea)

ジョー・バイデン米政権発足以降 初めて外交・国防のツートップが今日(17日)の午後 訪韓する。今回の巡訪で彼らが持ってくる「対北メッセージ」をはじめとして、「クアッド(Quad)プラス」参加への圧力などが注目されている。

韓国外交部(外務省)によると、アントニー・ブリンケン米国務長官とロイド・オースティン米国防長官はこの日の午後、各自の専用機で韓国に到着した後、それぞれが米韓外相・国防相会談を開くことになっている。そして翌日(18日)には、外交部庁舎で5年ぶりとなる両国の外交・国防相が参加する「2+2」会議が開かれる。

また その直後には 去る7日に妥結した“米韓防衛費分担特別協定(SMA)”の仮署名式が行われる予定である。その後 米韓両国は「2+2」会議の結果を盛り込んだ共同声明を採択し、生中継での記者会見も行なわれる。

今回の会談では 対北政策の調整問題と共に、日米韓の協力、中国をはじめとしたグローバル課題が主要議題として話し合われるとみられる。韓国政府は今回の会談を通じて、戦略的疎通を拡大することはもちろん、米韓同盟が堅固であることを再確認することを期待している。

一方 ブリンケン長官は今回の訪韓を通して、バイデン政権による対中国政策を説明し、同盟国である韓国側の協力を求めるものとみられる。“クアッド(日米豪印の4か国安保協議体)”はインド太平洋地域の安保協議体として、対中国けん制という性格が強い。これは 中国との関係を考慮する時、韓国政府としては少なからず負担となるものである。

クアッド4か国は去る14日(現地時間)、ワシントンポストに掲載した共同寄稿文を通じて「目標を共有する全ての国家と共にしていく」として、事実上 韓国と東南アジアの国々に向かってクアッドの参加を要請している。

このように対中包囲網を拡大するという意志をみせていることから、今回の訪韓期間、水面下で韓国の参加問題が論議される可能性が注目されている。

また 米国側は北核問題についてどんな立場を明らかにするかも注目されている。

しかし 一部では、ブリンケン長官の今回の訪韓は 結局 “対中国圧力”に重点が置かれるのではという意見も出ている。韓国イファ(梨花)女子大学のパク・ウォンゴン教授は「5Gで中国企業の排除、香港・新疆ウイグルの人権、南シナ海での航海の自由など、具体的な中国けん制措置について 韓国政府の立場を打診しようとするだろう」と語った。

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