米韓の外交・安保共同声明<全文>…「米韓同盟、朝鮮半島とインド太平洋地域の“核心軸”」

米韓の外交・安保共同声明<全文>…「米韓同盟、朝鮮半島とインド太平洋地域の“核心軸”」

18日 韓国ソウルの韓国外務省庁舎で、米韓外交・国防相会議(2+2)が開催された(画像提供:wowkorea)

韓国のチョン・ウィヨン(鄭義溶)外相とソ・ウク(徐旭)国防相、米国のアントニー・ブリンケン国務長官とロイド・オースティン国防長官は今日(18日)、韓国ソウルの外交部(外務省)庁舎で、米韓外交・安保(2+2)会議を開いた。米韓2+2会議は、2016年10月に米ワシントンで開かれて以降 約5年ぶりである。

以下は、米韓2+2会談の共同声明の全文である。

<全文>

大韓民国の鄭義溶外相と徐旭国防相は2021年3月18日ソウルで、米合衆国のアントニー・ブリンケン国務長官とロイド・オースティン国防長官と共に、米韓外交・国防相会議を開催した。

両国の長官は、70年前 戦場で血により結ばれた米韓同盟が、朝鮮半島とインド・太平洋地域の平和・安保そして繁栄の核心軸であることを再確認した。汎世界的脅威が高まっている状況の中、米韓同盟は これまでのどの時よりも重要である。

また 両国の長官は、米韓同盟が相互尊重と信頼、緊密な友情、強い人的つながり、そして自由・民主主義・人権・法治という共有された価値を基に、包括的で汎世界的な協力関係により発展してきたことを評価した。両国の長官は、固い交易関係、気候危機への対応協力、感染症への対応および新型コロナウイルス感染症以降の経済回復協力など、多様な分野で相互補完的で未来指向的な協力を一層増進していくことにした。

両国の長官たちは、北朝鮮の核・弾道ミサイル問題が 同盟の優先的関心事であることを強調し、この問題に対処し解決するという共同の意志を再確認した。両国の長官は、北朝鮮を含めた国際社会が 関連した国連安保理決議を完全に履行することが重要だということを確認した。米韓は、朝鮮半島に関する全ての問題を緊密に調整している。両国の長官は、このような問題が米韓間の完全に調整された対北戦略の下で扱われるべきだという意見を共にした。このため 両国の長官は、進行中である米国による対北政策の検討に関して、高位級協議を続けていくことにした。

両国の長官は、日米韓3国協力の重要性を確認し、域内平和・安保そして繁栄を増進するために、相互互恵的で未来指向的な協力を続けていくことにした。

域内の安保環境に対して漸増している挑戦を背景として 米韓同盟が共有している価値は、規範に基づいた国際秩序を侵害し不安定にする全ての行為に反対するという両国の公約を支えている。

米韓は平和と安定を維持し合法的交易を妨害せず、国際法を尊重するという両国共同の意志を強調した。米韓は、韓国の新南方政策との連携協力を通じて自由で開放されたインド太平洋地域を築くために、共に協力していくという決意を再強調した。両国は、ASEANの中心性と他の地域的努力を支援するために献身していく。両国の長官は、進行中である両者の対話が 太平洋島嶼国およびメコン小地域での協力拡大に寄与していることを評価した。

両国の長官は、漸増している汎世界的挑戦に共同で対応するため、連帯と協力を増進させることにおいて 米韓が遂行してきた役割を強調した。両国の長官は、貿易・保健・非拡散・原子力・新型コロナ・気候危機対応・宇宙・サイバー安保など、多様な分野で協力を深化させていくことにした。

両国の長官は、共有価値に基づき信頼により結ばれた米韓同盟が、これまでのどの時よりも強力であることを強調した。挑戦と機会の時代を迎え 両国の長官は、米韓同盟の力動性と互恵性そして無限なる潜在力に注目しながら、今後も両国間の協力を一層深化・発展させていくことにした。

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