高麗大学の研究チームが低コストで高効率ながん治療法を開発=韓国

高麗大学の研究チームが低コストで高効率ながん治療法を開発=韓国

チョン・アラム高麗大学教授(画像提供:wowkorea)

韓国のコリョ(高麗)大学の研究陣が免疫細胞を利用した低コストで高効率ながん治療法を開発した。

高麗大学は22日、バイオ医工学部のチョン・アラム教授チームがこのような研究成果を収めたと発表した。今回の研究は、韓国研究財団の個人研究事業の支援を受けて行われ、高麗大学アナム(安岩)病院のユン・スンギュ診断検査医学科教授が参加した。研究結果はナノ科学分野の国際学術誌である‘ACS Nano’の6月18日付のオンラインに掲載された。

これまでがん治療には毒性・標的抗がん剤が使われていたが、完治には至らなかった。最近はその代案として、患者の免疫細胞を利用するがん免疫細胞治療が驚くべき効能として注目されている。ただし、高価な治療法であるため、一般人には費用面で限界があった。

チョン・アラム教授チームはこのような限界を克服するため、微細液体(microdroplet)基盤のがん免疫細胞体療法を開発した。これは微細液体の中の細胞膜を開放し、遺伝子をT細胞の中に取り込む技術だ。伝達物質の大きさと免疫細胞の種類にこだわらず、少量の核酸だけを使用するという点が特徴だ。特に低コストかつ高効率での遺伝子伝達が可能だという。

論文の第1著者であるチュ・ビョンジュ研究員は「微細流体基盤細胞内物質伝達は多様な生命工学研究に応用可能な潜在力を持つ技術だ」とし「今回の研究は既存の報告技術より高いT細胞形質転換歩留まりを得たという点で注目に値する成果だ」と説明した。

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