ソウル市内のビル「同性愛者の性行為多いためトイレ使用禁止」公告文が騒動に…差別か公然わいせつ措置か

ソウル市内のビル「同性愛者の性行為多いためトイレ使用禁止」公告文が騒動に…差別か公然わいせつ措置か

問題の公告文には、「内部事情(同性愛者の出入りなどの通報)により、地下4、5、6階のトイレを当分の間、以下のように閉鎖するので、ご不便を掛けますが地上階のトイレをご利用ください」という案内が書かれている。実施日は昨年5月11日からと明示されている。(画像提供:wowkorea)

ソウル市内のビルで、「同性愛者関連の通報によりトイレ閉鎖」という公告文が張られ、性的少数者への差別ではないかと騒動になっている。

公告文は9日、SNSやオンラインコミュニティを通じて共有されている。

公告文が張られたビルは、付近に高齢者がよく訪れるタプコル公園や宗廟、清渓川などがあり、内部にコーラテック(=シニア用ダンスホール)、カラオケ、ビリヤード場などの遊興施設と学習塾が入った大型ビルだ。

問題の公告文には、「内部事情(同性愛者の出入りなどの通報)により、地下4、5、6階のトイレを当分の間、以下のように閉鎖するので、ご不便を掛けますが地上階のトイレをご利用ください」という案内が書かれている。実施日は昨年5月11日からと明示されている。

ビルの管理所側は、「性的趣向の問題ではなく、トイレで同性間の性行為を目撃したという通報が増えたため、取った措置だ」と説明。

続けて「今まで管理団に寄せられた性的少数者関連の通報は、合わせて数百件以上だ。お客さんからの声もそうだが、トイレを管理されている方がお年を召した方ばかりなので、勤務に支障が出るほどだ」と述べた。

続けて公告文自体が性的少数者への差別だと思われる可能性があるという意見に同意しながらも、撤去の計画はないという立場を強調した。また通報が入るたびに、派出所に通報するという内部の方針も立てていくと伝えた。

ビル側の説明が明らかになっても、一部のネットユーザーの間では「性的少数者を指すこと自体が差別だ」という声が高まっており、「性的少数者のため」とするのではなく、「わいせつ行為のため」という点を強調すべきだと主張されている。

しかし公共の場所での性行為は公然わいせつ罪に該当するため、このようなビル側の措置は不法ではないという主張もある。公然わいせつ罪は1年以下の懲役または500万ウォン(約50万円)以下の罰金に処される。

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