モデルナワクチンは需給不安…首都圏の55〜59歳は結局、ファイザーを接種=韓国

モデルナワクチンは需給不安…首都圏の55〜59歳は結局、ファイザーを接種=韓国

モデルナワクチンは需給不安…首都圏の55〜59歳は結局、ファイザーを接種=韓国(画像提供:wowkorea)

韓国では、相次ぐモデルナワクチンの需給不安により、首都圏の55〜59歳の国民にはファイザーワクチンを接種することになった。ファイザーワクチンは21日だけで186万回分が国内に入ってきており、今月中に追加搬入される予定だ。

イ・サンウォン中央防疫対策本部疫学調査分析団長は20日の定例ブリーフィングで「26日から31日まで行われる予防接種はモデルナワクチンで行う」としながらも「ソウル・キョンギド(京畿道)・インチョン(仁川)などの首都圏地域では、ファイザーワクチンで接種を行う」と明らかにした。

55〜59歳の年齢層は26日から来月14日まで接種する計画になっている。しかし、モデルナワクチンの供給に支障が生じ、首都圏地域の住民はファイザーワクチンを接種することになった。

供給日程が延びたモデルナワクチンは、7月の最終週において国内へ搬入され、品質検査や流通などを経て、8月の接種に使用する計画だ。

今月に入ってきたモデルナワクチンは今月8日、11日の75万回分(37万5000人分)がすべてだ。この日の残余量も80万5600回分(40万2800人分)に過ぎない。一方、55〜59歳の接種対象者は350万人にもなる。今月最終週に入ってくるモデルナワクチンの具体的な供給量は政府が公開しておらず、モデルナワクチン接種への期待感が高い国民としては不満が高まらざるを得ない。

反面、ファイザーワクチンは相対的に余裕がある。まず21日に186万6000回分(93万3000人分)が入ってきて、今月中にはさらに入ってくる計画だ。防疫当局はファイザーワクチンを首都圏に居住する55〜59歳の国民に接種する理由について「(ワクチンを)短期間で効率的に配送するための措置」と説明した。

ファイザーワクチンは21日の導入量を除いても、この日現在で159万1100回分(79万5550人分)が残っている。高校3年生および高校教職員65万人、保育園・幼稚園・小学校1〜2年生の教職員58万人などがすべて1次接種できる量だ。

27日から始まる予定の付属医院が保有する43事業所の独自接種も同じくファイザーワクチンで接種を始める。ただし、首都圏地域の中でも、モデルナワクチンのみ接種する委託医療機関251か所の場合は、モデルナワクチンをそのまま接種する。

また、前日予約を始めた53〜54歳の場合、この日午後12時現在で81万827人が予約を完了した。対象者150万5074人のうち、53.9%が予約を終えたことになる。

一方、政府は社会的距離確保4段階地域である首都圏の宗教施設での礼拝を制限的に認めることにした。これはソウルと京畿地域に一部教会が提起した対面礼拝禁止執行仮処分申請を行政裁判所が一部認容したことによる後続措置だ。

これを受け、宗教施設は距離確保4段階でも収容人数の10%、最大19人まで対面礼拝が可能になる。ただし、以前に宗教施設防疫守則違反で行政処分を受けたり、感染者が発生して閉鎖された前歴のある宗教施設は除外される。

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