韓国最大野党代表「私は “吸収統一”論者」…韓国統一省「吸収統一を目指してはいない」

韓国最大野党代表「私は “吸収統一”論者」…韓国統一省「吸収統一を目指してはいない」

韓国野党第一党“国民の力”の李俊錫 代表(画像提供:wowkorea)

韓国統一部(省)はきょう(22日)「大韓民国政府は、吸収統一を目指していない」と線を引いた。連日 「“統一部”廃止論」を主張している 30代の若きリーダー、野党第一党“国民の力”のイ・ジュンソク(李俊錫)代表が、最近「平和的 吸収統一」を言及したことに対して、統一部が正面から反発したかたちとなった。

統一部の当局者はこの日、記者たちに「歴代の政府は1989年以来、“民族共同体統一方案”を公式統一方案として継承してきた」と伝えた。

この当局者は「民族共同体統一方案は、一方的な吸収統一を目指していない」とし「南北が互いに体制を尊重する土台の上で 交流協力を活性化し、肯定的に合意にしたがって 平和的に統一する、段階的・漸進的アプローチを追求するものだ」と説明した。

つづけて「特に ムン・ジェイン(文在寅)大統領は、2017年 ベルリンでの招請演説で『北朝鮮の崩壊・吸収統一・人為的統一を追求しない』ことを明確にしている」とし「政府は『憲法に明示された平和的統一の使命を具現化する道が、吸収統一にはない』という見解をもっている」と改めて強調した。

きのう(21日)韓国SBSのニュース番組の “与野党代表討論会”で、与党“共に民主党”のソン・ヨンギル代表が「統一部の象徴性や我々の統一が 我々の憲法の国是(こくぜ)であるという点に照らし合わせてみると、(統一部廃止論は)慎重に あつかう必要がある」と言及したことに対して、イ・ジュンソク代表は「私の本を読んでくださったので おわかりだと思うが、私は平和的な吸収統一論者だ」と語った。イ代表は、2019年に出版した自身の著書“公正な競争”で「私は『統一の方法が、体制優位を通じた吸収統一以外に、どんな方法があるのか』と思う」「吸収統一とは 北朝鮮の体制を無くすことで、我々が北朝鮮と妥協することではない」などの主張を繰り広げている。

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