選別診療所が長蛇の列で、自己検査キットの人気高まる=韓国

選別診療所が長蛇の列で、自己検査キットの人気高まる=韓国

選別診療所が長蛇の列で、自己検査キットの人気高まる=韓国(画像提供:wowkorea)

韓国では、長い待ち時間や猛暑で、選別診療所を訪問するのを嫌がる市民が、自己検査キットを購入するケースが増えている。

実際、新型コロナの拡散で、選別診療所や臨時選別検査所を訪問する市民は増え続けている。22日0時基準で新型コロナの1日の検査件数は8万5038件。4万5245件だった前日と比べると46.79%増えた。

そのため、韓国政府も自己検査キットの使用を勧告し、購入需要が増えているようだ。自己検査キットは、自宅で簡単に新型コロナの検査ができるもので、コンビニ、薬局やインターネットサイトなどで手軽に購入でき、15分で結果が分かる。

自己検査キットの導入当時は信頼性問題で論議が起こったが、新型コロナの拡散で、政府でも使用を勧告している。放送通信委員会と文化体育観光部は、放送現場で新型コロナと診断された患者が引き続き発生すると、撮影開始前に自己検査キットで出演者たちの感染有無を確認することを勧告した。

バス運転手のキムさん(38、男)は家にいる3人の子どもが心配で21日、自己検査キットを初めて使った。キムさんは「職業上、たくさんの人と会う。子どもたちも幼いし、不安だった」とし、「検査を受けたくて選別診療所に行ったら人が多く、自己検査キットを使うことにした」と説明した。

自家隔離の途中、不安になり自己検査キットを使用したチョンさん(28、女)は、「むしろ保健所で受けた(PCR)検査より痛くなかった」とし、「まわりでも、自己検査キットの結果と選別診療所の検査結果が違ったことはなかった」と話した。

自己検査キットの使用が増え、コンビニの売上げも、自家検査キットが占める割合が大幅に増えている。韓国の主要コンビニであるCUとセブン-イレブンでは、今月7〜12日の検査キットの売上は、前月同期よりそれぞれ291.2%、256.8%増加した。GS25も同期間で291.2%上昇したことが分かった。

専門家らは、自己検査キットを使う時、正しい検査方法に従わなければならないと強調する。一般的に1個購入すると検査できるキットが2個入っている。最初の検査を終えて24〜36時間の間に二回目の検査を完了するのが正しい使用方法だ。自己検査キットは敏感度が低く、検査を何度もしなければ正確な結果が出ないからだ。

梨花女子大学のチョン・ウンミ木洞病院呼吸器内科教授は、「自己検査キットを購入すれば使用説明書を詳しく読み、検査は2回とも2日以内に終えなければならない」とし、「陽性が出たらすぐ選別診療所に行って遺伝子増幅検査を受けるように」と説明した。

チョン教授は「英国では自己検査キットを使用したら、結果を登録する義務があるので防疫当局の管理が容易だ。現在、国内では自己検査キットを管理していないため、使用者が自ら注意する必要がある」と指摘した。

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