151年の伝統の「サマリテーヌデパート」16年ぶりに復活=パリ

151年の伝統の「サマリテーヌデパート」16年ぶりに復活=パリ

151年の伝統の「サマリテーヌデパート」16年ぶりに復活=パリ(画像提供:wowkorea)

151年の伝統を誇るフランスのパリの「サマリテーヌデパート」が16年ぶりに派手に復活した。デパートのオーナーであるフランスの高級企業ルイヴィトンのLVMHグループは、建物の改修だけになんと8億9500万ドルを注ぎ込んだ。フランス政府が歴史建造物に指定保護している従来のアールヌーボー&アールデコの建物に現代的な新しさを加えて再誕生したサマリテーヌは、単純なデパートとしての機能を超えて、パリを代表するラグジュアリーランドマークとして浮上している。今年6月にオープンし、再オープンイベントにはマクロン大統領とパリ市長が直接参加しお祝いするなど、国民的関心が集まっている。

サマリテーヌの歴史は1870年にさかのぼる上がる。創業者エルネストはポンヌフ通りに構えた店としてサマリテーヌの営業を開始した。ここの地理的優位性にすぐに気付いたエルネストは徐々に店を拡張し、1910年には建築家の手によるアールヌーボー建築物が登場する。当時は珍しかった鉄枠組みを活用し内部空間を拡張して、採光率を高めた画期的な歩みであった。1928年にはアールデコ建築物を加えて規模を拡大した。サマリテーヌデパートは「サマール」(Samar)という愛称とともに、長年パリジェンヌのホットプレイスとして愛された。

安全上の問題で、2005年に営業を終了したサマリテーヌは、新しい建物主となったLVMHグループの指揮の下、2015年から大規模な改修工事に入った。現在、ポンヌフの建物と呼ばれる既存のアールヌーボーとアールデコの建築物の復元事業が行われているとともに、カラフルなガラスの外観を誇る近代的な建物リヴォリ(Rivoli)が登場した。特に、今回の改造をきっかけに、アールヌーボーファサードと共にアールヌーボーの名作と言われるクジャクのフレスコ絵画の色と華やかさが修復され、話題となった。

内部には、2万平方メートルのスペースのデパートをはじめ、高級ホテルシュヴァル・ブラン、オフィス、共同住宅、保育園などが入る。

サマリテーヌデパートは閉鎖的な空間から脱皮して、都市と一緒に呼吸する建物に再誕生した。大きなガラス天井と天窓を介して様々な方法で自然光を積極的に活用する。持続可能な開発を追求するサマリテーヌは、環境保護の先頭に立っている。再生可能エネルギーを使用して、エネルギー消費量を削減し、建物のファサードを二、三枚重ねにして断熱と温度維持機能を向上させ、地熱や氷の保存方法を利用して冷房エネルギーを節約する。サマリテーヌは、パリ市のグリーン政策に歩調を合わせてリヴォリ建物の外部パティオに建物と調和する特別な木を植えた。人為的ではなく、雨水で成長する木である。サマリテーヌのすべての建物はHQE(フランス環境建築物認証)、BREEAM(英国環境認証)、LEED(米国環境認証)、Qualitel(フランス環境認証ラベル)などの環境保護に関する国内外の最高級の認証とラベルを獲得した。

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