集団免疫か、感染力低下か 日本、新型コロナ急減の謎=韓国

集団免疫か、感染力低下か 日本、新型コロナ急減の謎=韓国

集団免疫か、感染力低下か 日本、新型コロナ急減の謎=韓国(画像提供:wowkorea)

東京オリンピック直後だけ見ても、1日2万5000人に達していた日本の新型コロナ感染者数が、今月7日には162人まで急減した。検査数を減らした結果ではないかという疑惑も出たが、死亡者も0を記録しており、日本でのみ新型コロナ感染者数が激減している理由について疑問が膨らんでいる。専門家らは一時的な集団免疫の効果や日本独自のデルタ株の感染力喪失などを挙げている。

8日、日本経済新聞(日経)によると、専門家らは日本国内の感染急減の理由を明確に説明することは難しいとしながらも、いくつかの仮説を提示した。

まず、一時的な集団免疫の効果が形成されたことだ。 7月から64歳以下のワクチン接種が急増し、数千万人が免疫を得ており、同時に国民みずから感染の危険性が高い行動を避ける傾向が強くなったとの説明だ。実際、重症病床が飽和状態に達したという報道が出ると、ツイッターなどで「カラオケ」に言及する回数が減ったと同紙は伝えた。

無症状者が増えた可能性も一時的集団免疫の効果に一助した、という分析もある。 東邦大学の舘田一博教授は、「今年8月、日本でデルタ株が流行した際、若年層は無症状のケースが多く、実際の感染者は確認された人数より3〜4倍多かったはず」と推定した。ワクチン接種による免疫と感染後の自然免疫を備えた人が増え、8月以降、感染者が急減した可能性があると説明した。

日本の独自のデルタ株が感染力を喪失した可能性があるという主張もある。ソーシャルディスタンスの確保とワクチン接種だけで、日本から急激に感染者数が減少した理由を説明できないということだ。黒木登志夫東京大学名誉教授は、「国内では日本独自のデルタ『AY.29型』が第5波の主流だったが、これが収束しているのではないだろうか」とし、「仮説だが、何らかの遺伝子領域でデルタ株に感染力がなくなる現象が起きている可能性がある」とした。

デルタ株が独自の変異を重ねて自滅した可能性も出ている。松浦善治大阪大学特任教授は「感染力が強いデルタ株はあまりにも多くの変異を重ね、その後、人に感染した際に増殖に必要な物質を作る遺伝子情報が壊れるなど自滅している可能性もある」とし、「以前優勢だったものも、デルタ株の流行に押されて勢力が弱体化した」と説明した。

ただ、感染症の専門家らは、デルタ株と他の変異ウイルスが流入すると、第6波になりうるとし、ワクチン3回目の接種など対策を徹底しなければならないと付け加えた。

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