金正恩総書記 今年に入って最長期間、行動見せず=韓国報道

金正恩総書記 今年に入って最長期間、行動見せず=韓国報道

金正恩総書記 今年に入って最長期間、行動見せず=韓国報道(画像提供:wowkorea)

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記が今年に入って最長期間、公に姿を見せていない。

北朝鮮官営メディアなどは先月11日、ピョンヤン(平壌)で開かれた国防発展展覧会の開幕式への参加を最後に、金総書記の行動について報道していない。きょう時点で34日間姿を見せておらずこれは今年に入って最長期間となる。

金総書記が半月以上、公の場に現れないのは今年に入って8回目だ。金総書記の行動に関する報道のない期間が長くなる度に健康不安説などが提起されるが、統一部などは特別な対応を示していない。過去にも長期間にわたって報道がないまま、再び姿を現した事例が続いており、最近、金総書記が体重を減量するなど健康面にも気を遣っている姿が確認されているためだ。

一部では急激に変化した金総書記の姿に「影武者説」などが提起されたりもしたが、韓国国家情報院は人工知能(AI)の分析などを通じてこのような推測を一蹴している。

金総書記の動向について、専門家らは日常的な統治行為を続けていると見ている。今年9〜10月の2か月間、北朝鮮は国連安全保障理事会が禁止する弾道ミサイルを含め、5回もミサイル発射実験を繰り返した。同時に、北朝鮮は国際社会に対し、当該行為が正当な自衛行為という点を繰り返し強調した。金総書記の直近の姿である国防発展展覧会の開幕式での記念演説もやはり、ここに焦点を合わせ国防力強化の意志を明らかにしている。

このように各チャンネルを通じて北朝鮮の要求を先制的に提示した状況で、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領が終戦宣言を掲げ、韓米間の外交安保高官級の交流が続くことを受け、金総書記が状況を注視しているという分析も出ている。

一方、今年が金総書記の政権10年目となるため、これに関連した記念行事がおこなわれる可能性がある。北朝鮮は最近、金総書記に「首領」という称号を用いるなど、金総書記の地位強化に積極的に乗り出している。このような状況で「平壌市1万世代住宅」や「ポトンガン(普通江)住宅区」の完成など建設事業と秋季農作業完了などの事業に対する成果を強調するとみられる。

統一部のチャ・ドクチョル副報道官は「内部結束と5ヶ年計画初年度の成果決算など、様々な動きがあるので、関連する動向を引き続き見守りたい」と話した。

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