欧で相次ぐ防疫強化 航空、ホテル業界も「超緊張」状態=韓国報道

欧で相次ぐ防疫強化 航空、ホテル業界も「超緊張」状態=韓国報道

欧で相次ぐ防疫強化 航空、ホテル業界も「超緊張」状態=韓国報道(画像提供:wowkorea)

ヨーロッパでの新型コロナウイルス再拡大により、航空やホテルなど旅行業界にも警報が鳴っている。 ヨーロッパ各国がこのところロックダウンなどの厳しい防疫措置をとり、年末年始の繁忙期を控え需要が大きく萎縮するという懸念が出ている。

25日(現地時間)、フィナンシャル・タイムズなどによると、アイルランドの格安航空会社ライアンエアーのマイケル・オレアリー最高経営者(CEO)は、最近のヨーロッパ各国のロックダウン措置などと関連し「クリスマスを前に航空会社の立場としては憂慮すべき状況」とし、「来月は、苦しい月になるだろう」と吐露した。また、「人々がクリスマスの旅行計画を立てる頃、ヨーロッパは今年に入って最悪の時期を迎え、またもう一度非常に緊張する局面になるだろう」と話した。

航空情報提供会社OAGによると、西欧地域に割り当てられた座席数が直近3週間の間に減少したという。航空各社が最近、ヨーロッパ内の飛行日程を小幅に削減した影響だとはフィナンシャル・タイムズは説明した。

さらに、宿泊データ提供会社STRによると、オランダ・アムステルダムの客室稼働率が10月最終週の62%から今週41%に下落した。オーストリア・ウィーンとドイツ・ミュンヘンでも似たような減少傾向が確認された。

航空、ホテルの仲介会社であるトリバゴのアクセル・ヘファーCEOはレストラン、居酒屋、生活必需品以外の商店の運営を制限することにしたオーストリアとオランダで、国際・国内旅行検索がそれぞれ50%、35%減少したとし、「ヨーロッパ全域の新型コロナ感染者の急増と、多くのヨーロッパ諸国のロックダウン措置の発表が、人々の旅行計画に影響を及ぼしている」と伝えた。

金融市場にも旅行業界に対する懸念が現れている。イージージェットやブリティッシュ・エアウェイズなどを所有するIAGグループとヨーロッパ最大のホテルグループであるアコーホテルズの株価は、直近3週間でいずれも15%ほど下落した。ヨーロッパ各国の防疫強化とロックダウン措置などで今年の冬の域内旅行需要が弱まるという見通しが反映されたものとみられる。

しかし、アイルランド証券会社グッドボディ航空担当アナリストのマーク・シンプソン氏は「現在、航空会社が直面している困難が長期的な回復に向けた展望を無駄にすることはないだろう」とし、「投資家は今年のクリスマスではなく、2022年と2023年夏を見越して動くはず」と話した。

また、「最近、航空関連の株価がまるで昨年同様の危機に直面したかのように評価を下げられたが、そうは思わない」、「これから数か月は大変だが、信頼を維持しなければならない」と助言した。

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