尹錫悦候補「新型コロナの対応は総体的に失敗した」…「文政権は謝罪せよ」=韓国
2021年12月13日 16時03分WoW!Korea

韓国野党の尹錫悦 次期大統領選候補は「文在寅政権による新型コロナへの対応は、総体的に失敗した」と伝えた(画像提供:wowkorea)
韓国最大野党“国民の力”はきょう(13日)、新型コロナウイルスによる感染者・重症患者・死者の増加が続いていることに対して、ムン・ジェイン(文在寅)政権に「決断と謝罪」を要求した。
同党のユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領選候補はこの日の午前、フェイスブックを通じて「文政権による新型コロナへの対応は、総体的に失敗した」とし「専門家たちの声を無視し推し進めたウィズコロナのためだ」と批判した。また「文政権は国民に謝罪せよ」と要求した。
ユン候補は「あのように自画自賛していた文政権のK防疫は、どこに行ったのか」とし「文政権は『ウィズコロナは災難を招く恐れがあるので、気を付けなければならない』という専門家たちの忠告に耳を貸さなかった」と指摘した。つづけて「『ウィズコロナをするのなら、病床確保など十分な準備を備えなければならない』という助言に対して、聞こえないふりをした」とも指摘した。
同党のキム・ジョンイン(金鐘仁)総括選挙対策委員長も、この日午前に開かれた中央選挙対策委員会会議で「感染者数を減らすために、暫定的にでもウィズコロナを中断するべきなのかを考えてみる必要がある」と指摘した。
キム委員長は「政府は『秋に接種が70%程度になれば、集団免疫が形成されるだろう』と話していたが、集団免疫どころかむしろ感染者数がどんどん増加することにより、冬の医療体系は崩壊し死者数が急増する事態が訪れるかもしれない」と懸念した。
また「政府は早く防疫体系の転換を検討すべきで、様々な緊急事態に対して徹底して準備しなければならない」とし「防疫はどこまでも科学的根拠により成されなければならないのに、政治的根拠により行われたことで、現在このような事態になったと考える」と指摘した。
さらに「政府には、防疫体系自体とワクチン接種問題を体系的に迅速に対処し、新型コロナの防疫対策の状況を明確に公開する立場を取ってほしい」と求めた。
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