朴槿恵前大統領は赦免、李明博元大統領はなぜ外れたか…「国民的情緒を考慮」

朴槿恵前大統領は赦免、李明博元大統領はなぜ外れたか…「国民的情緒を考慮」

朴槿恵前大統領は赦免、李明博元大統領はなぜ外れたか…「国民的情緒を考慮」(画像提供:wowkorea)

新年の特別赦免にパク・クネ(朴槿恵)前大統領とハン・ミョンスク(韓明淑)元首相ら前政権の主な要人らが含まれた一方、イ・ミョンバク(李明博)元大統領は除外された。これについてパク・ボムゲ(朴範界)法務部長官は、「事案が異なる」と理由を説明した。

24日午前9時30分、政府ソウル庁舎で開催された「2022年新年特別赦免発表」会見を行った朴長官は、李元大統領が赦免の対象にならなかったことについて、「国民的な情緒も考慮しないわけにはいかないのではないかという考えを持っている」と切り出した。

また、「李元大統領の事項と朴前大統領の事項はその事案内容が異なる」とし、「赦免がどんな経緯で決定されたかは、詳細に理由を申し上げることができない点を理解してほしい」と述べた。

一方、朴前大統領の赦免の目的については、「国民統合の観点」と説明したた上で、「選挙犯罪で処罰された政治人などに対する赦免を通じ、国の発展に再び寄与できる機会を与え、社会的闘争事件の関連者から対象者を厳選して赦免を実施し、社会的闘争の治癒と地域共同体の回復を図った」と明らかにした。

そして朴長官は、朴前大統領の健康状態も重要な考慮事項だったと付け加えた。2017年3月31日に国政壟断(ろうだん)事件により拘束収監された朴前大統領は、腰や肩などの持病が悪化し、ことし11月から病院に入院し治療を受けている。

赦免や仮釈放がない場合、朴前大統領は87歳になる2039年に出所する予定だったが、今回の特別赦免により今月31日午前0をもって自由の身となる。

一方、李元大統領は自動車部品会社「ダース(DAS)」の資金を横領し、サムスン電子などから賄賂を受け取った容疑で、懲役17年と罰金130億ウォン(約12億5000万円)、追徴金約57億8000万ウォン(約5億5700万円)の刑が確定し収監中だ。

李元大統領もことし4月、持病により3日間病院に入院しており、7月にも6日間入院し治療を受けた。先月も持病の治療のため病院を訪問した。

特別赦免が行われなければ、李元大統領は95歳になる2036年に出所できるとみられる。

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