リトアニアの政治学者が「中国政府の制裁停止は期待できない」と主張

リトアニアの政治学者が「中国政府の制裁停止は期待できない」と主張

リトアニアの政治学者が「中国政府の制裁停止は期待できない」と主張(画像提供:wowkorea)

リトアニアの国営放送LRTが同国と中国の関係の特集番組を放送し、番組内で政治学者が「中国政府が制裁をやめることを期待してはならない」と主張したことで注目を集めている。

リトアニアの政治学者Linas Kojala氏は同番組内で「世界貿易機関(WTO)や欧州連合(EU)の仲介があったとしても、オーストラリアやカナダの例を見ると、状況がすぐに改善されるとは仮定しがたい」と述べた。

リトアニアが台湾との関係を重視する姿勢を見せるや、中国は貿易制裁による報復を行った。米国とEUはリトアニアをサポートするとの立場を示している。米国のキャサリン・タイ通商代表は7日、欧州委員会のドンブロフスキス上級副委員長と電話会談を行い、中国による「経済的脅迫」に直面しているリトアニアとEUをサポートしていくと表明した。

これを受けて中国外交部の汪文斌(おうぶんひん)報道官は10日、「リトアニアは中国と国交を結んだ際の政治的協定に違反し、国際社会で『一中一台』(一つの中国・一つの台湾)の主張を行っていることは明らかだ。米国はこれを支援し、リトアニアをかませ犬にして『台湾支援による中国けん制』に協力させている」と批判した。

また、リトアニアのナウセダ大統領が先日、台湾名義の代表処開設を許可したことについて「間違いだった」と述べたことに対し、同国のシモニーテ首相との間で対立が起こっているとされている。

これについて、上述の番組に出演した他の政治学者は「大統領と首相は長期にわたってお互いに不信感を抱いており、両者の関係は『幼稚なレベル』に達している」とし、両者の対立が続くとの見解を示している。

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