中国・江蘇省がコロナ感染者を「通報」した人に19万円の「報奨金」贈呈を発表…ネット上で炎上後に撤回か

中国・江蘇省がコロナ感染者を「通報」した人に19万円の「報奨金」贈呈を発表…ネット上で炎上後に撤回か

中国・江蘇省がコロナ感染者を「通報」した人に19万円の「報奨金」贈呈を発表…ネット上で炎上後に撤回か(画像提供:wowkorea)

中国・上海市における新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、同市に隣接する江蘇省の一部地域が、上海からの来訪者を「通報」した人に報奨金を贈呈すると発表した。

中国メディア「鳳凰網」によると、江蘇省無錫市新呉区は12日、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者で「隔離措置」を取っていない者を通報した人に、2千元(約3万7千円)の報奨金を贈呈すると発表した。また、「自宅観察」の期間中に外出している者を通報したら1千元(約1万9千円)、感染危険地域から申告せずに来訪した者を通報したら500元(約9300円)が贈呈されるとしている。

通報後に検挙された人物の新型コロナウイルス感染が確認された場合、通報者に1万元(約19万円)が贈呈されるという。

また、江蘇省南通市金新街道は12日、上海などの感染危険地域から無断で来訪した者の手がかりを通報した人に200元(約3700円)の報奨金を贈呈すると発表した。

このような通知がインターネット上で発表された後、ネットユーザーから「このような価値観が広まったら、この社会に良識というものは無くなってしまう」「みんな上海を羨望していたのに、今は……クックック」といった批判的なコメントが多数投稿された。その後、この通知は削除された。

南通市金新街道の関係者によると、当局関係者の間で意見の相違があったため通知を削除し、現在のところ報奨金による通報奨励活動は行っていないという。

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