北朝鮮の驚く「CVID」が再び “前面”に…米韓が次々と「言及」=韓国報道

北朝鮮の驚く「CVID」が再び “前面”に…米韓が次々と「言及」=韓国報道

米韓の外交界では、北朝鮮の “非核化”目標として「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)が再び取りざたされている(画像提供:wowkorea)

断固とした対北政策に重点を置いている韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)次期政府の発足が1か月後に迫る中、米韓の外交界では北朝鮮の “非核化”目標として「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)が再び取りざたされている。

フィリップ・ゴールドバーグ駐韓米国大使指名者は7日(現地時間)、上院外交委員会の認准聴聞会で、CVIDについて「非常に難しい問題だ」としながらも「我々は引き続き努力しなければならず、断固として取り組むべき必要がある」と語った。これはCVIDに関する質問に答える過程で出てきた発言だが、ジョー・バイデン政権の官僚がこのことを公の場で言及したこと自体が異例なことである。

北朝鮮は、“完全な検証と、再び戻すことのできない核廃棄を要求”するCVIDについて「降伏文書に出てくる文言だ」として強く反発してきた。そのためドナルド・トランプ政権は、米朝交渉が推進されている間、CVIDを「最終的かつ完全に検証された非核化」(FFVD)という表現に変えた。これに対しバイデン政権は、FFVDのかわりに「朝鮮半島の完全な非核化」(CD)という表現を主に使用してきた。

ゴールドバーグ指名者は、国連対北制裁履行の担当調整官を歴任した「対北制裁の専門家」として「対北強硬派」に分類されている。そのため、1年以上空席であった駐韓米国大使に抜てきされたゴールドバーグ指名者が “CVID”を再び言及したことを「ありふれたことだ」と見過ごすことはできない。

特に、ゴールドバーグ指名者の発言は、ユン氏が米国に派遣した米韓政策協議代表団による「CVID」提案後につづいて出されたという点から注目される。今回の訪米代表団のパク・チン(朴振)団長は米国側に「CVIDを通じて、朝鮮半島の持続可能な平和と安全を具現する」というユン氏の対北政策ビジョンについて詳細に説明し、米国側もこれに共感を示したことが伝えられている。

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