「講義室はどこですか?」近頃の大学では1〜3年生が新入生=韓国

「講義室はどこですか?」近頃の大学では1〜3年生が新入生=韓国

「講義室はどこですか?」近頃の大学では1〜3年生が新入生=韓国(画像提供:wowkorea)

7日のお昼どき。 ソウル市トンジャク(銅雀)区のチュンアン(中央)大学ソウルキャンパスは、久しぶりに学生でにぎわっている。 中央大学は今学期から受講生が40人を超過する場合を除いて、すべての授業を対面で進めている。 キャンパスで出会った2年生のナムさん(20)は「対面授業に切り替わってから、オンラインに比べて授業に対する集中力が高まった」とし「昨年は遠隔授業ばかりだったので残念だったが、対面授業も増えて学生生活も活発になりそうで、今学期が楽しみだ」と話した。

中央大をはじめ、キョンヒ(慶煕)大、コリョ(高麗)大、ソガン(西江)大、ソウル大、ヨンセ(延世)大、イファ(梨花)女子大、チュンアン(中央)大、ハニャン(漢陽)大などが今学期から対面授業を拡大している。 教育部が先月31日を基準に集計した結果、今学期の全大学の対面授業の割合は59.5%で、昨年2学期(32.6%)比2倍近く増えた。

コロナパンデミックでこの2年間遠隔授業が拡大し、大学街では「1、2、3年生がすべて新入生のようだ」という言葉が出ている。 今年3年生になった学生をはじめ、2年生、1年生がいずれも非対面授業を受けていたためだ。

慶煕大学のある助教授は「先月は講義室の位置を知らない学生が多く、建物の1階から学生を連れて講義室に上がってきたこともある」と話した。 コロナパンデミックで遠隔授業が長期化して現れた現象だ。 また、「基本的に学校に通いながら知るべきことを初めて経験する学生が多い上、先輩たちの助言も得にくい状況なので、苦労している学生も多い」と付け加えた。

慶煕大学非常勤講師のカンさん(27)も、「教授に授業関連のメールを送りながら、絵文字を打つ学生もいる」とし、「このような些細なマナーは、先輩や後輩関係が形成されていないため、伝わらない」と話した。

実験実習が重要な工科大学では、これまでの非対面授業で教授たちが教えることが増えた。 ソウル所在のある工学部教授は、「パンデミックの状況でも実験はしなければならないので、助手たちが実験過程を撮影して学生たちに動画を送り、実験結果として得たデータまで配った」とし、「その後、データ分析を基に報告書を書かせたが、そのため学生たちが実験の重要性に気付かないようで残念だ」と話した。 さらに、「工学部の学生は実験過程で生じる変数に対する対処能力も育てなければならないが、今後、このような教育をさらに強化する考えだ」とし、「ただし、仮想環境で実習を進めながら、拡張現実(XR)基盤の教育コンテンツを発展させた点は、パンデミックの中で得た大学の成果だ」と話した。

学生たちは概ね対面授業の拡大を歓迎している。 スクミョン(淑明)女子大学2年生のキムさん(20)は、「昨年と違ってキャンパスは学生たちで賑わっており、学園祭も再び開かれるというから、これが大学生活なんだなと改めて感じている」とし、「これまで先輩・後輩関係が形成されず、学生たちの個人主義的向が強くなったのは残念だ」と話した。

教育学部は大学生の学習欠損を最小限に抑えるため、今後も対面授業の拡大を進める方針だ。 ユ・ウンヘ副首相兼教育部長官は5日、政府世宗庁舎で大学関係者らと教育回復委員会を開き、「今後も対面授業中心の大学運営を維持し、大学の教育活動が正常に再開されるよう支援する」と述べた。

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