コロナが「1→2級」に下がったら隔離は廃止されますか?=韓国

コロナが「1→2級」に下がったら隔離は廃止されますか?=韓国

コロナが「1→2級」に下がったら隔離は廃止されますか?=韓国(画像提供:wowkorea)

韓国政府は今月15日に開かれる中央災難安全対策本部(中対本)会議で、私的な集まり10人、営業時間制限午前0時と規定した現行の防疫措置の廃止を検討している。 防疫措置 が廃止されれば、エンデミック(風土病化)の転換に拍車がかかり、室内でマスクをすること以外のほとんどの防疫措置は解除される見通しだ。 特に、国民の関心を引く部分は、 防疫措置 の調整案とともに発表が予想される 新型コロナウイルス の感染病等級が下がるかどうかだ。

新型コロナウイルス は、2020年のパンデミック(世界的流行)宣言以来、最高レベルの感染病1級が維持されている。 しかし、政府はオミクロンの流行がピークに達し、致命率(0.09%)がインフルエンザ(0.1%)と似たような水準だという点などを根拠に、2級に下げる案を論議中だ。

韓国の感染病は致命率や集団発生など、伝播の恐れなどを考慮して1〜4級に区分している。 新型コロナウイルス のような1級の場合、生物テロ感染病または致命率が高かったり集団発生の恐れが大きいため、発生または流行後すぐに申告しなければならず、陰圧隔離のような高いレベルの隔離が必要な感染病だ。エボラウイルス病やペスト、2015年に韓国を襲った中東呼吸器症候群(MERS)など17種が1級に属す。

2級は感染の可能性を考慮し、発生または流行の際に24時間以内に通報しなければならず、隔離が必要な感染病だ。 結核やはしか、水痘、コレラ、腸チフスなど21種が該当する。 破傷風や日本脳炎等が属する3級(26種)は、発生を監視し続ける必要があり、発生または流行時に24時間以内に届け出る必要がある。 また、4級(23種)は風邪と通称される急性呼吸器感染症などを含み、流行しているかどうかを調べるために標本監視活動が必要だ。

感染症の予防及び管理に関する法律(感染病予防法)によると、1級と2級の最大の違いは、発生に伴う届出時期と入院・自己隔離の有無などだ。

1級感染症は発生したらすぐに届け出る必要があるが、2級は24時間以内に届け出ればよい。 これにより、新型コロナウイルスが2級に下方修正されれば、現在、疾病管理庁が毎日午前9時30分に公開する「新規感染者発生現況」資料は、週間単位の発表などに変わる可能性がある。 2020年以降、2年以上毎朝感染者数を確認していた日常にも変化が生じる可能性があるという話だ。

現在7日間である感染者の自己隔離にも変化が予想される。 現在、1級感染病や疾病管理庁長が告示した結核・はしかなどの2級感染病は入院隔離や自己管理などを行わなければならない。 したがって新型コロナウイルスが2級に下方修正され、別途入院・自己治療告示などがなければ義務隔離規定はなくなることもありうる。 しかし、2級に下方修正しても拡散の憂慮を遮断するため、米国、英国などの隔離期間を5日程度に短縮する折衷案が出る可能性もある。 このほか、マスク着用の義務や距離を置くことなどの防疫措置などは、感染病の等級とは関係ない部分となり、政府の判断によって維持するかどうかが決まるものと予想される。

一部では、エンデミック転換のために引き下げが必要ではないという指摘もある。 また、引き下げが新型コロナウイルス患者の検査費・薬代など医療費用の増加につながりかねないという懸念も出ている。

新型コロナウイルスに先立ち、パンデミックからエンデミックに転換した代表的な感染病は2009〜2010年に流行した新型インフルエンザ(H1N1)だ。

新型インフルエンザは現在も1級感染病で、1週間在宅治療の規定があるが、強制隔離は行わず、1日の感染者数統計も発表していない。 記者も2018年12月に新型インフルエンザに感染した経験がある。 当時、町内の耳鼻咽喉科で3万ウォン程度(約3千円)で、インフルエンザ診断キットで検査をして陽性判定を受け、飲み薬「タミフル」の処方を受け、5日間服用した。 4種混合インフルエンザワクチンの接種を受けていたが、感染後40℃を超える高熱で2〜3日間ひどく苦しみ、完治後も2か月以上咳が続いた。

しかし担当医は、タミフルを服用する5日間は外出を控え、他人との接触も避けるように言われたが、保健所などから別途隔離の通知などは受けなかった。 新型インフルエンザは現在、3種混合インフルエンザワクチン接種で予防でき、感染時は在宅勤務や有給休暇、病気休暇等の処理も行っていない。

新型コロナウイルスも新型インフルエンザと似た方向にエンデミック転換が予想される。 この場合、現在は町内の病院・医院で5千ウォン(約500円)である迅速抗原検査費も新型インフルエンザのように3万ウォン程度まで上がる可能性があり、現在は無料の飲み薬も、安価な治療薬が出るまでは相当な高額を支払う可能性も考えられる。 ワクチン接種も季節インフルエンザに含まれ、一定費用を払って自発的に受けるものと予想される。

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