佐渡金山の世界遺産推薦に対応する韓国官民合同TFが第1次会議を開催＝韓国報道

韓国政府は4日（きょう）、佐渡金山を世界文化遺産に登録しようとしている日本政府の試みを阻止するための官民合同タスクフォース（TF）第1回会議を開いた。

韓国外交部はこの日午前、外交部庁舎でイ・サンファ公共外交大使を中心に、韓国外交部・韓国文化体育観光部・韓国教育部・韓国行政安全部・韓国文化財庁・海外文化広報院・韓国国家記録院・北東アジア歴史財団・ユネスコ韓国委員会・日帝強制動員被害者支援財団など10の関係省庁および機関の局長級職員と関連分野の専門家らが出席した中で会議を開いたと発表した

この日の会議でイ大使は関連分野の専門家たちの諮問と関係省庁・機関間の緊密な協業を通して必要な資料収集と分析などを綿密に準備していくことを求め、今後の段階別対応戦略と関係省庁・機関別の措置計画について論議した。

出席者らは2015年に世界遺産に登録された日本の近代産業施設について、日本が自ら国際社会に約束した後続措置を滞りなく忠実に履行することが先行されなければならないという韓国政府の立場に共感した。

今回の会議への出席者らは、日本政府の佐渡金山の世界遺産登録推進に関する対応には官民の有機的かつ緊密な協力が重要だということに認識を共にした。