「薬物50倍超過」乳児死亡事故で遺族、病院・国家を相手に損害賠償要求=韓国

「薬物50倍超過」乳児死亡事故で遺族、病院・国家を相手に損害賠償要求=韓国

「薬物50倍超過」乳児死亡事故で遺族、病院・国家を相手に損害賠償要求=韓国(画像提供:wowkorea)

韓国のチェジュ(済州)島で新型コロナウイルス感染症に感染して死亡した12か月の女児が、済州大学病院で治療を受けている途中、投薬事故があったという疑惑と関連し、遺族側は病院と国家を相手に10億ウォン(約1億円)規模の損害賠償請求訴訟を提起した。

4日、遺族の法律代理人は、ソウル中央地裁に済州大学病院と大韓民国を相手取って民事上不法行為責任による10億ウォン規模の損害賠償請求訴訟を提起したと明らかにした。

遺族側は、医療スタッフの明白な医療ミスがあったうえ、これを故意に隠蔽して適切な治療行為を不可能にしたと主張している。また、遺族側は義務記録紙が無断で修正・削除され、両親名義の各種同意書に医療スタッフが任意に署名したと主張した。

先立って新型コロナウイルス感染症の陽性判定後、済州大学病院に入院していた12か月の女児Aちゃんが入院翌日の3月12日に死亡した。当時の診断書には心筋炎による死亡という医師の所見が含まれていたことが分かった。解剖などの追加調査はなかった。

しかし、警察は入院治療の過程で投薬事故の可能性があるという関連情報を入手し、最近調査に着手した。

済州大学病院の独自調査の結果、3月12日午後、Aちゃんの状態が悪化すると、主治医は5ミリグラムのエピネプリンを呼吸器装置に投与するよう処方したが、担当看護師は血管に直接注射したと伝えられた。

エピネプリンは気管支拡張と心停止時に心臓拍動数を増加させる時に使われる薬物で、乳児に注射するケースは非常に珍しく、もし注射で投与するならば適正量は0.1ミリグラムだという。

Aちゃんは薬物過剰投与事故後、状態が悪化して集中治療室に運ばれたが死亡した。

遺族側は大統領府の国民請願掲示板に「娘の死が無駄にならないよう助けてください」という題名の文を載せ、幼い娘の突然の死と関連した制度的・構造的真相究明を要請した。

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