余っているワクチンを他国に提供 = 韓国

余っているワクチンを他国に提供 = 韓国

余っているワクチンを他国に提供 = 韓国(画像提供:wowkorea)

韓国政府が余っている新型コロナウイルスのワクチンについて、対策を講じ始めている。製薬会社と協議して導入日程を延ばし、余っているワクチンは海外に提供する計画だ。

6日、中央災害安全対策本部は「4月から福祉部(日本の厚生労働省に相当)、外交部(日本の外務省に相当)、疾病管理庁など、関係省庁でタスクフォースを編成し、国内のワクチン接種としての活用が難しいと予想されるワクチンを海外に提供、製薬会社と供給日程の調整などを行い活用度を高め、廃棄を少なくする計画を議論してきた」と述べた。韓国政府は、下半期の新型コロナウイルスの再流行に備え、ワクチン供給量を一定水準維持する方針だ。

韓国は昨年ワクチン1億9600万回分、今年9000万回分など計2億8600万回分のワクチンを導入した。グローバル製薬会社と事前に締結された契約によって、年末までに約1億4000万回分が追加導入される予定だ。しかし、全国民の86.8%がワクチン2回目、64.6%が3回目の接種まで終え、ワクチンの廃棄が新たな問題として浮上している。

中央防疫対策本部によると、昨年2月から今月2日(午前0時まで)の14か月間、韓国国内で312万6000回分のワクチンが廃棄され、2日午前0時時点で余っているワクチンは1544万8000回分だという。

6日、中央事故収拾本部ソン・ヨンレ社会戦略班長は定例会見で「色々な不確実性によって考慮すべき要素が多い。下半期に新たな変異株が出現し、従来のワクチンの予防効果がなければ、ワクチン会社は、それに適合するようにワクチンを改良する。それに伴い、ワクチンの供給を受けるようになっているので全国民の接種量を維持する必要性がある」と言及した。

さらに「新たな変異株が出現しなければ、供給予定ワクチンの余裕分が必要な量よりかなり多い状況だ。可変性を考慮しつつ、ワクチン供給会社と契約日程を調整し、提供可能な国家との交渉を同時に行なっている」と補足した。

疾病管理庁のヤン・ドンギョ ワクチン管理班長は「現在、ワクチンの提供は、外交部を中心に他国のワクチン需要を把握しており、そのような意向のある国と協議を進めている。具体化すればアナウンスする」と述べた。

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