米ペンシルベニア、TikTokの「窒息ゲーム」で少女が死亡

米ペンシルベニア、TikTokの「窒息ゲーム」で少女が死亡

TikTokの「窒息ゲーム」で少女が死亡(画像提供:wowkorea)

昨年12月、米ペンシルベニアに住む少女ニラ・アンダーソン(10)が自宅のクローゼットで死亡した状態で発見された。死因は窒息死。自ら命を絶とうとしたのではなく、TikTok(ティックトック)で流行している「ブラックアウトチャレンジ」、別名「窒息ゲーム」をやろうとして死亡したのだ。

現地メディアによると、ニラは普段から短い動画(ショートフォーム)を共有するプラットフォームであるTikTokにダンス動画を共有することを楽しんでいた。ある日おすすめ動画に出てきたブラックアウトチャレンジの映像に目を奪われた。そして惨憺たる結果となった。

ブラックアウトチャレンジは、幻覚と似たような気分を感じるためにわざと息を止めて脳に送られる酸素を遮断することだ。気絶状態まで身体を追い込む過程で、幻覚と似たような気分を感じることができるという。専門家たちは、このような行為が発作、脳損傷を起こす可能性があり、ニラの事例のように死亡に至る可能性があると警告する。

昨年1年間だけで、米国やイタリアなどで5人の子供たちがブラックアウトチャレンジで死亡した。危険な「死のゲーム」が、「チャレンジ」という仮面をかぶって不特定多数、特にまだ判断が未熟である10代の間で広がった結果である。

単に動画コンテンツだけの問題ではない。2020年に社会的に物議をかもした自殺誘導ゲームである「ブルーウェールチャレンジ」は、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどのソーシャルメディアを通して広がった。

ブラックアウトチャレンジで死亡したニラの母親は最近、TikTokを相手取って訴訟を起こした。彼女の弁護人側は「TikTokのアルゴリズムは、10歳の少女に自身を窒息させる方法を『チャレンジ』と偽装して送った」として「TikTokに責任があるということに弁解の余地がない」と主張した。

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