中国が南シナ海での「漁獲禁止」を発表…フィリピン政府の抗議も受けつけず

中国が南シナ海での「漁獲禁止」を発表…フィリピン政府の抗議も受けつけず

中国が南シナ海での「漁獲禁止」を発表…フィリピン政府の抗議も受けつけず(画像提供:wowkorea)

フィリピン外務省は先月30日、中国政府が一方的に漁獲禁止を発表したことはフィリピンの管轄権を侵害するものだとして抗議した。

これを受けて、中国外務省の趙立堅(ちょう・りっけん)報道官は1日の定例記者会見で、「中国政府が南シナ海において一時的な漁獲禁止を行うことは海洋生物資源を保護するための正常な措置である。これは『海洋法に関する国際連合条約』を含む国際法の義務を履行したものだ。中国側はフィリピン外務省の根拠のない抗議を受け入れることはできない。フィリピン側が客観的かつ正確に判断するとともに、南シナ海の沿岸国家としての義務を履行し、共同で南シナ海における漁業の持続的発展を促進することを望む」と述べた。

中国政府は5月1日から8月16日まで漁獲禁止を実施すると発表しており、その範囲は渤海(ぼっかい)・黄海・東シナ海及び北緯12度以北の南シナ海海域だとしている。

フィリピン外務省はこれに対し、外交ルートを通じて抗議を行ったとしている。また、フィリピン外務省は同時に、中国海警隊がフィリピンの海域における管轄権を侵害しているとして抗議した。さらに、中国の船舶がフィリピンの排他的経済水域(EEZ)においてエネルギー資源の調査などを行っていることを非難している。

また、フィリピン外務省は別途に声明を発表し、中国の漁獲禁止区域にフィリピンとベトナムのEEZが含まれているとして非難している。

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