「欧州の記録的猛暑、2035年には日常に」干ばつ・火災繰り返し=韓国報道

今年の夏、ヨーロッパを襲った記録的猛暑が、2035年には「日常」となり、定期的な干ばつと火災が繰り返されるという見通しが出た。

25日(現地時間)ブルームバーグ通信によると、英国Hadley Centreは、最近の報告書を通じて、2100年までに夏の平均気温が産業化以前の時代と比較し、4度以上上昇すると推測した。これはパリ協定で各国が気温上昇上限に設定した1.5度の2倍以上だ。

英国Hadley Centreに、今回の研究を依頼した科学者連合の、気候危機アドバイザリーグループ(CCAG)は声明を出し、各国が迅速に温室効果ガスの大量削減に乗り出すべきだと促した。デービッド・キングCCAG会長は声明で「ヨーロッパの天気は、今年の夏よりはるかに激しくなるなど、状況はさらに悪化するだろう」としながら「極度の温暖化の影響を受けている北極海の場合、地球全体に重大な変化を招く可能性がある」と強調した。

ブルームバーグ通信は、ロシアのウクライナ侵攻とロシアのエネルギーの武器化でエネルギー価格が急騰し、異常気候に対する各国の対応が後退するという懸念が広がった中、英国Hadley Centreの報告書が出たと評価した。国際エネルギー機関(IEA)は、欧州連合(EU)の石炭使用量が7%増加するなど、今年世界の石炭消費量が史上最大値を記録すると予想した。

欧州連合(EU)共同研究センター(JRC)によると、欧州は500年ぶりの最悪の干ばつに苦しんでいる。この影響で、ドイツのライン川などの主要川の水位が低くなり、貨物輸送が制限されており、フランス、スペイン、ポルトガル、ルーマニアで発生した山火事は、ベルギーの約5分の1に相当する面積まで広がった。

EUは、2030年までに温室効果ガス排出量を1990年比、少なくとも55%削減しようという気候目標を立てているが、急激な温暖化の流れを防ぐには十分ではないという指摘が出ている。

英国の気象観測機関である、メットオフィスの科学者ピーター・スコットは「火災、干ばつ、突然の洪水を含む記録的な天候の危険性は、温室効果ガス排出量が急速に減少しない限り、継続的に増加するだろう」と述べた。

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