韓国南部地方を襲った台風11号…塀が崩れ、救助要請相次ぐ

台風11号が韓国に上陸し直接影響圏に入った南部地方では被害が続出した。豪雨により道路が水に浸かり、塀が崩れるなど、救助要請が相次いだ。

6日テグ(大邱)消防安全本部などによると、きょう午前5時基準で大邱地域内の被害通報は給排水支援、安全措置など32件と集計された。18の市・郡全域に台風警報が発令されているキョンナム(慶南)地域ではきのうからきょう午前6時までに229件の通報があった。

施設物の破損、道路浸水、停電などに加え、きょう午前0時50分ごろには大邱市ナム(南)区テミョン(大明)洞で塀が崩れ消防当局が安全措置を取った。そのほかにも消防当局には市場の看板、住宅室外機などの落下の恐れ、街路樹の電線への倒木、ヴィラ(低層集合住宅)内の漏水、道路浸水などの通報があった。

キョンブク(慶北)地域ではきのう午後9時59分ごろキョンジュ(慶州)市ファンナム(皇南)洞にある商店街の看板が落下したという通報を受け消防当局が看板を撤去し、クァンジュ(光州)・チョンナム(全南)地域とチョンブク(全北)、チュンナム(忠南)地域でもアパートの窓の破損、街路樹の倒木、道路またはビニールハウスの浸水などの通報が相次いだ。

これに先立ち、台風が先に通過したチェジュ(済州)島では4日からきょうまでに通報された浸水、孤立、施設物破損などの被害は198件に上ると把握された。

台風11号はきょう午前4時50分ごろに慶南コジェ(巨濟)市付近に上陸し、午前7時10分ごろにウルサン(蔚山)の沖合に抜けた。予想よりやや早くトンヘ(東海、日本海)上に進んだものの、プサン(釜山)を通過する時点でも勢力は「強」を維持していた。

韓国気象庁は、「6日までは非常に強い雨が降り強風が伴う」とし、「暴風と海岸地域では非常に高い波にも注意してほしい」と呼びかけた。

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