「諦められない」女子中学生と”不適切な関係”結んだテコンドー師範、専門家が「グルーミング」を指摘=韓国
2022年10月11日 14時17分WoW!Korea

去る7日、韓国SBS「気になる話Y」では、14歳の女子中学生の教え子と”不適切な関係”を結んでいたテコンドー師範の性事件が放送された。
女子中学生の母親Aさんによると、ことし娘がセジョン(世宗)市のテコンドー道場に登録した後、帰宅時間が遅くなった娘を心配し始めたという。変わっていく娘の姿に心配したAさんは、中学校の担任に相談した結果、ある「事件」が明るみになった。
Aさんは「(担任の先生から)学校に相談しに来てほしいと言われた」とし、「(そこで)娘が師範と数回にわたり性関係を結んでいたことを知り、体が震えた。胸が張り裂ける思いだった」と振り返った。その後、Aさんはすぐにテコンドー道場のB師範に関して警察に告訴した。
これに、B師範はAさんのもとを訪ねて来て、頭を下げながら「(娘さんを)本当にとても愛している。諦めることができない」とし、「覚書を提出する。お母さまが望むならば、ほかのことも受け入れる」として、交際を認めてほしいと訴えた。
B師範は、被害者Cさん(女子中学生)に対して「すごく好きで…ごめん」、「友人の家に泊まると言って、うちにおいで」などと外泊するように指示し、Cさんを「ヨボ(夫婦間での”あなた”を意味する呼び方)」と呼んでいたという。
B師範は、この事件が明るみになるとCさんに対し「放送局に知られた。僕は性犯罪者になるが、君がいればそれでいい。何も悪いことはしていない」とし、「法的問題にならない年齢は満16歳だ。君だけを信じて、成人(16歳)になるまで無条件に待っている」などとスマホメッセージを送信した。
しかし、B師範はCさん以外にもテコンドー道場に通う生徒に「週末、道場で2人きりで映画を見よう」などと誘い、「好きだよ」などと言葉巧みに誘っていたことがわかった。
被害者のCさんは警察の聴取で、週末のたびにB師範の家で会い、不適切な関係をもっていたことを明かした。B師範が警察の聴取を受けることについて「罪悪感を抱いている」と話したという。
この事件について、子どもの性犯罪に詳しい専門家は「典型的なグルーミング(性交またはわいせつ行為などをする目的で、未成年者を手なずける行為)犯罪のパターン」とし、「自分自身を恋愛または愛という言葉で包んでいるが、それらはすべて言い訳であり、ただの犯罪だ」と厳しく指摘した。
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